「フィンランド代表は大量のビールを買いに。一方、日本の選手は…」 バスケ日本代表こぼれ話、恩師たちの打ち明け話（デイリー新潮） - Yahoo!ニュース
超人的な活躍でパリ五輪出場を決めたバスケ日本代表の素顔とは？
バスケットボール男子W杯で3勝を挙げ、パリ五輪出場権を獲得した日本代表。注目度はがぜん急上昇し、テレビの情報番組は軒並み特集を組むことになった。その素顔や魅力を恩師や知人、担当記者らが語る。
渡邊雄太：NBAプレーヤーからリーダーへ
今回の代表チームの中心的存在が、NBAプレーヤーの渡邊雄太であることは疑いようがない。高校入学前にスカウトされた時は180センチ後半くらいだったが、中学時代はドリブルを多くするポジションだったため、オールラウンダーな選手に成長できた。高校卒業後に渡米するまでは寡黙でシャイだったが、アメリカに行ってからリーダーシップを取れるようになり、だんだんと変化していった。とても義理堅い人間で、スポンサーやお世話になった方への配慮や連絡は欠かさない。今回の“空席問題”も自身が目立ちたいのではなく、応援したいファンがいるのに、という違和感から発言したのだろう。香川県出身だけに好物はうどんで、代表チームで活動する時はよくうどんを食べているという。
比江島慎：「スラムダンク」の三井寿を彷彿とさせるベテラン
長く代表を支えたベテラン勢も活躍した。ベネズエラ戦の第4Qで3Pシュートを連発し、17得点を奪い逆転に貢献したのが比江島慎だ。渡邊も「彼が自信をもってプレーしたとき、止められるのは世界でも少ない」と大絶賛した。本人は極めてシャイな人間で、普段はあまりしゃべらず、いじられキャラだ。洛南高校時代はかなりモテたのに、自分からアプローチすることはなく、部活では先輩後輩関係なくタメ口で話しかけられていた。カレーとチキン南蛮が大好きで、数年前までは『CoCo壱番屋』などで週に2、3回はカレーを食べるほどだった。
日本代表：マジメで仲良し
個性あふれる選手団は会場となった沖縄アリーナから車で10分ほどの北谷の高級ホテルに宿泊していた。息抜きに付近のコンビニに代表選手が買い物に出ることもあったようだ。キャプテンの富樫勇樹選手と富永啓生選手が深夜に買い物に来て、ザバスのプロテインやスポーツドリンク、チョコなどのお菓子を買っていった。フィンランドの選手は大量に缶ビールを買っていたので、日本の選手はマジメだという。日本代表は仲が良く、ホテルの部屋でよくゲームをしたり、話をしたりしていたという。
日本代表はパリ五輪に向けてさらに強化を図るだろう。彼らの活躍に期待したい。
