ホーバス監督も涙目で感激「選手たちがよく我慢した」 パリ五輪出場決定「次の目標考えたい」【バスケW杯】（THE ANSWER） - Yahoo!ニュース
こんにちは、バスケットボールファンの皆さん。今日は、バスケットボールのワールドカップで日本代表がパリ五輪出場を決めたことについてお話ししたいと思います。
日本代表、カーボベルデに勝利
9月2日、沖縄アリーナで行われた順位決定リーグで、日本代表はカーボベルデ代表と対戦しました。この試合は、アジア1位のチームにパリ五輪出場権が与えられる今大会で、日本代表にとってはまさに勝負どころでした。
試合は、第1Qから接戦となりました。カーボベルデ代表は身長221センチのタバレスを中心に高さを生かし、3ポイントも決めるなど得点を重ねました。しかし日本代表も渡邊雄太やホーキンソンなどが奮闘し、第1Qを17-19と2点差で抑えました。
第2Qでは、日本代表が一気に加速しました。開始早々に逆転した後、ホーキンソンや河村勇輝が3ポイントを決めるなどリードを広げました。特に河村はアンスポーツマンライクファウルを引き出すなど相手を翻弄しました。また富永啓太もこのQで3ポイントを3本連続で成功させるなど、22歳コンビの爆発で一気に相手を飲み込みました。前半を50-37と13点差で折り返しました。
第3Qでは、日本代表がさらに優勢を保ちました。馬場雄大や富樫勇樹も得点に加わりました。止まらないのが富永でした。この試合通算で6本連続となる3ポイントを成功させ、場内は騒然となりました。負けじとホーキンソンも体を張ってアンドワンを獲得するなど、富永とともにこのQで20得点を超えました。73-55と18点差で最終Qに入りました。
運命の最終Q、日本代表は開始から7分以上も無得点の時間が続きました。逆にカーボベルデ代表が猛然と追い上げ、73-68と5点差に迫られてタイムアウトを取りました。「自信持って打って、自信もってトライ！」とトム・ホーバスHCが檄を飛ばしました。残り2分48秒の場面で比江島慎がテクニカルファウルからのフリースローを決めてようやく流れを断ち切りました。その後はホーキンソンがブロックやファウル誘発など体を張って貢献しました。追いすがる相手に74-71まで迫られましたが、残り49.9秒でまたもホーキンソンがリング下から得点しました。日本代表がそのまま勝ち切りました。
日本代表、パリ五輪出場を決める
試合終了のホイッスルとともに、日本代表は歓喜の瞬間を迎えました。開催国枠ではなく、自力でのオリンピック出場は1976年モントリオール大会以来、実に48年ぶりの快挙でした。NBAレイカーズの八村塁が欠場した中、2021年東京五輪で日本女子を銀メダルに導いたトム・ホーバス監督のもとでアカツキジャパンは一致団結しました。1次ラウンドのフィンランド戦では河村、ベネズエラ戦では比江島が特に躍動するなど日替わりでヒーローの出現で歴史的快挙を成し遂げました。沖縄アリーナは大歓声に包まれました。
試合後、ホーバス監督は目を潤ませて「決まった、イヤー決まった。第4Qが大変だった。選手たちがよく我慢した。最後まで頑張った。嬉しいです」と感慨深げに語りました。「皆が目標を決めて、皆信じた。最後はあの気持ちが全員があったと思う」と選手をねぎらいました。「ゆっくり考えたいけど、新しい目標を作りたい」と次を見据えました。大声援を送ってくれたファンに「みんなの力最高だったよ。これからもみんなの力が必要。応援してください」と感謝を語りました。
まとめ
今回は、バスケットボールのワールドカップで日本代表がパリ五輪出場を決めたことについてお話ししました。日本代表はカーボベルデ代表に80-71で勝利し、48年ぶりに自力でのオリンピック出場を果たしました。試合は第2Qと第3Qで日本代表が大きくリードしましたが、最終Qではカーボベルデ代表に追い上げられて苦戦しました。しかし最後はホーキンソンや比江島などが奮闘して逃げ切りました。日本代表はトム・ホーバス監督の指揮のもとで一致団結し、日替わりでヒーローが出現するなど見事なチームプレーを見せました。
バスケットボールファンの皆さんは、この試合をどう思いましたか？ 日本代表のパリ五輪出場に対する期待や感想など、コメント欄で教えてください。それでは、また次回お会いしましょう。
