「協会内紛」「惨敗」のち快挙…バスケ日本代表、「これしかない」と徹したギャンブル奏功（読売新聞オンライン） - Yahoo!ニュース
こんにちは。今回は、バスケットボール男子ワールドカップで見事な活躍を見せた日本代表についてお話ししたいと思います。日本はこの大会で３勝２敗という好成績を残し、パリ五輪出場権を獲得しました。バスケ男子の五輪への自力出場は１９７６年モントリオール大会以来４８年ぶりで、ワールドカップで１大会３勝を挙げたのも史上初めてです。これは本当にすごいことだと思います。
日本代表の快挙の要因には、トム・ホーバス監督が２０２１年秋に就任してから取り組んできたスタイルの浸透があったと思います。ホーバス監督は東京五輪で銀メダルを獲得した女子代表の監督でもありますが、男子代表でも同じような戦術を採用しています。その戦術とは、得点効率の良い３点シュートを重視した攻撃、速いペースの展開、積極的な守備という３つです。これらは世界では日本の選手がサイズ（身長）で不利なこと、一方で小柄であってもスピードに優れる選手が多いことを生かすという発想に基づいています。
今大会では、河村勇輝や富樫勇樹など速さのあるガード陣が相手のゴール下にドライブで攻め込み、自らシュートを決めるか、外で待つシューターへパスするという攻撃が見られました。特にフィンランド戦では１００点ゲームまであと１歩の９８得点を記録しました。これは日本代表が欧州勢相手に史上初めて勝利した試合でもあります。また、守備面でも渡辺雄太や田中大貴などが相手のエースを抑え込んだり、チーム全体でプレッシャーをかけたりする姿が印象的でした。
日本代表はこれまで世界レベルの大会では苦戦してきましたが、今回はホーバス監督のスタイルを徹底して実践することで、世界に挑戦しました。その結果、パリ五輪出場という歴史的な成果を得ることができました。日本のバスケはこれからもっと成長していくと思います。日本代表の選手たちには、パリ五輪でも頑張ってほしいと思います。応援しています！
