「メディアの煽りが選手にプレッシャー！」八村塁の五輪出場を巡る報道に元日本代表が疑問視！「『突き放した』という意図は無いでしょ」（THE DIGEST） - Yahoo!ニュース
こんにちは。今回は、日本代表がパリ五輪出場権を獲得したことについてお話ししたいと思います。
まず、日本代表の快挙に拍手を送りたいです。FIBAバスケットボールワールドカップでアジア最上位となり、48年ぶりに自力で五輪切符を手にしました。渡邊雄太やホーキンソンなど、チーム全体が素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。特に、カーボベルデ戦では富永啓生が“和製カリー”と呼ばれるほどの3ポイントシュートを決めてくれましたね。彼らの活躍に感動しました。
しかし、一方で、NBAで活躍する八村塁が今大会を欠場したことについて、様々な意見が飛び交っています。八村は日本のエースとして期待されていますが、NBAキャリアを優先しました。彼は東京五輪後に「個人的な理由による長期離脱」でNBA前半を欠場したこともあります。彼の判断は尊重すべきだと思いますが、来年のオリンピックに参戦するか否かに注目が集まっています。
そんな中、トム・ホーバスHCは会見で、「彼に入ってほしいのは当たり前。でもやらないなら、このメンバーでいいチームをつくる。自信はあります」「彼がやりたいなら、彼から声をかけたらいい」と発言しました。これは、八村に対してオープンな態度を示したものだと思います。しかし、メディアはこれを「八村に頼らない姿勢を会見で示した」と報じました。これは正しい報道なのでしょうか？
私は元日本代表の岡田優介さんの意見に賛成です。岡田さんは自身のX（旧Twitter）で、「煽らない方がいいよ。聞いてないけど『突き放した』という意図は無いでしょ」と苦言を呈しました。そして「『入って欲しいのは当たり前』と言ってる。日本語が母国語じゃないし言葉のチョイスやニュアンスは変わってくる」と指摘しました。さらに、「メディアの煽りが選手にプレッシャーとなり、それを真に受けた層から思わぬ批判が飛ぶ。いい加減学んだら？」と続けました。
私も同感です。メディアは八村に対して不必要なプレッシャーと批判を与えることはやめるべきだと思います。八村は日本のバスケットボールの発展に貢献してくれていますし、彼の意思を尊重すべきです。彼がオリンピックに出たいと思ったら、彼から声をかけてくれるでしょう。それまでは、今のメンバーでパリ五輪に向けて頑張ってほしいと応援したいです。
