林修氏、“子どもの字が汚い”と悩む母親にド正論アドバイス「こういうこと言うとすごい批判くる」（スポーツ報知） - Yahoo!ニュース
こんにちは。今日は、フジテレビ系「ぽかぽか」で放送された林修氏の発言についてお話ししたいと思います。林修氏は、子どもが字を丁寧に書かないという親の悩みに対して、どのようなアドバイスをしたのでしょうか？
まず、相談者は小学２年生の息子さんが字を丁寧に書いてくれないということでした。ひらがなも「お」と「む」が同じになるほどで、どうやって教えたらいいかわからないということでした。このような悩みは、多くの親御さんが抱えているのではないでしょうか？
林修氏は、自分も字が丁寧ではないと前置きしながら、次のように答えました。「字がきれいだどうのこうのって言ってるのは、世界で日本人くらいですからね。今のお子さんが大人になる時には手書きで何かを書くってことは多分なくなっていく。字がきれい汚いっていうのは…こういうこと言うとすごい批判くるんですよ。実際優秀な生徒の答案って、本当に読めないような字を書くのが何人もいますからね。きれいな子もいますよ。別にね」
この発言には賛否両論あると思います。確かに、現代社会ではパソコンやスマホで文字入力する機会が多く、手書きする必要性は減ってきています。また、字がきれいだからといって頭が良いわけでもなく、逆に字が汚いからといって頭が悪いわけでもありません。字の美しさは個人差や文化差もありますし、それ自体は価値判断の対象ではないと言えるでしょう。
しかし、一方で、字を丁寧に書くことにも意味があると思います。まず、自分の考えや感情を伝えるためには、相手に読みやすく理解しやすくすることが大切です。字が汚くて読めなかったり誤解されたりすると、コミュニケーションに支障が出ます。また、字を丁寧に書くことは、自分自身の心や姿勢にも影響します。集中力や忍耐力や細心さを養ったり、自己表現や自己肯定感を高めたりすることができます。さらに、字を丁寧に書くことは、社会のルールやマナーにも関係します。学校や職場や公的機関などでは、手書きで書類を提出することもありますし、相手に敬意を払うためにも、字を丁寧に書くことが求められます。
林修氏は、このような観点からも考えていたのでしょうか？実は、彼は次のようにも言っています。「ただ小学校っていうことを考えると、１つのルールをきちんと守るってことを教えなきゃいけない時期なので、きちんとした姿勢で、落ち着いて書くっていう時間をある程度取った方がいいかなと思います。個人の意見ですけど、将来的に字が読めりゃいいでしょと思ってますけどね。別にね」
つまり、林修氏は、字がきれいかどうかは個人の自由だが、小学校ではルールを守ることを教える必要があるということを言っているのです。そして、お母さんが直接指導することを勧めています。これは、親子のコミュニケーションや関係性にも良い影響を与えるかもしれませんね。
私は、林修氏の発言に一理あると思いますが、完全に同意するわけではありません。私は、字を丁寧に書くことは、自分や相手や社会に対する尊重や責任の表れだと思いますし、それが人間性や人間関係にも反映されると思います。私は、子どもたちには字を丁寧に書くことを教えると同時に、字を楽しく書くことも教えたいです。字はただの記号ではなく、生きた表現ですから。
