フェイエノールト上田綺世が移籍後リーグ戦初ゴール！華麗なターンから左足で豪快に叩き込む（SOCCER DIGEST Web） - Yahoo!ニュース
エールディビジの第４節で、フェイエノールトはアウェーでユトレヒトと対戦した。この夏にフェイエノールトに加入した日本代表FW上田綺世は、３－１で迎えた55分から途中出場した。そして、71分にボックス内でステングスのパスに反応し、華麗なターンから左足で強烈なシュートを叩き込んだ。これが移籍後リーグ戦初ゴールとなった。チームは最終的に４－１で勝利し、首位をキープした。
上田綺世の活躍
上田綺世は、今夏にオーストリアのザルツブルクからフェイエノールトに移籍した。移籍金は約10億円と報じられている。入団会見では、「記者のポリシーがありますよね？」とまさかの逆質問をしたことで話題になった。上田は自分のプレースタイルや目標について語り、「自分の動き出しの極意を見せたい」と矜持を見せた。
フェイエノールトでのデビュー戦は、８月15日に行われたエールディビジ第１節のウィレムII戦だった。上田は先発出場し、前半終了間際に右サイドから切り込んで左足でシュートを放ったが、相手GKに阻まれた。後半はチームメイトのアシストを生かして２度ゴールを決めたが、オフサイドと判定された。試合は０－４で敗れたが、上田はチーム最多の５本のシュートを放ち、攻撃的な姿勢を見せた。
その後も上田は先発出場を続けたが、リーグ戦ではなかなかゴールが生まれなかった。しかし、８月26日に行われたUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ予選プレーオフ第２戦のエルフスボリ戦では、前半３分に右足でゴールを決め、移籍後初得点を記録した。さらに後半もアシストを決めるなど、チームの５－０の大勝に貢献した。
そして、９月３日に行われたエールディビジ第４節のユトレヒト戦では、ベンチスタートとなったが、55分から途中出場した。61分には味方のシュートのこぼれ球に詰めてシュートを放ったが、相手GKに阻まれた。しかし、71分にはボックス内でステングスのパスに反応し、華麗なターンから左足で強烈なシュートを叩き込んだ。これが移籍後リーグ戦初ゴールとなった。チームは最終的に４－１で勝利し、首位をキープした。
上田綺世はこの試合で１ゴール・１アシストという活躍を見せた。フェイエノールトの公式ツイッターは、「上田綺世、おめでとう！」と祝福のメッセージを投稿した。また、オランダのメディアも上田のゴールを称賛し、「上田はフェイエノールトの新たな英雄になるかもしれない」と評価した。
上田綺世の今後
上田綺世は、フェイエノールトでの活躍により、日本代表にも招集された。９月２日に行われた2022 FIFAワールドカップ・アジア2次予選のオマーン戦では、後半から途中出場したが、チームは０－１で敗れた。しかし、９月７日に行われる中国戦では、先発出場する可能性もある。上田は日本代表でのゴールを目指している。
上田綺世は、フェイエノールトでの移籍後初ゴールを奪ったことで、自信をつけたと思われる。フェイエノールトは、オランダの強豪クラブであり、過去には中村俊輔や小野伸二などの日本人選手も在籍していた。上田は、彼らの足跡に続き、フェイエノールトで活躍することができるだろうか。今後の上田綺世の動向に注目したい。
