こんにちは。今回は、来週放送される『24時間テレビ』についてお話ししたいと思います。
『24時間テレビ』と言えば、日本テレビの夏の風物詩であり、毎年多くの視聴者が涙したり笑ったりしながら見ていますよね。私も子供の頃から毎年欠かさず見ていました。しかし、今年はどうでしょうか。視聴者にとっては以前と比べて期待感は下がっているようです。その理由は、メインパーソナリティーに起用されたジャニーズタレントたちのスキャンダルです。
まずは、ジャニー喜多川氏の性加害問題。これはもうご存知の方も多いと思いますが、ジャニーズ事務所の創業者であり、数々の人気アイドルを育てた伝説的なプロデューサーが、過去に何人もの少年たちに性的な行為を強要していたという衝撃的な告発がありました。この問題はまだ解決されておらず、被害者や関係者からの証言や訴訟などが続いています。この問題に対して、ジャニーズ事務所やタレントたちはほとんどコメントを出しておらず、逃げ腰な態度を取っています。これにはファンや一般人だけでなく、芸能界やメディア関係者からも批判が集まっています。
次に、美少年のメンバーたちのスキャンダルです。美少年と言えば、中京テレビでメインパーソナリティーを務めることになったジャニーズJr.の人気グループです。3しかし、彼らもまた熱愛や暴力動画などで世間を騒がせています。特に話題になったのは、那須雄登がシュークリームを投げつける動画です。これはSNSに投稿されたもので、那須がシュークリームを手に持ちながら「これ食えよ！」と叫んで投げつける様子が映っていました。投げつけられた相手は誰かわかりませんが、那須の友人やファンと思われます。この動画は暴力的で不快なものであり、ネット上で炎上しました。しかも、この動画を撮影していたのは佐藤龍我だったということが判明しました。4佐藤にも熱愛やインスタライブ出演などのスキャンダルがありますが、これはさらにひどいですよね。5他にも金指一世の交際中の彼女との写真流出や西畑大吾の女子アナとの熱愛など、美少年のメンバーは次々とスキャンダルに巻き込まれています。
これらのスキャンダルに対して、ジャニーズアイランドの社長である井ノ原快彦は、活動自粛などの処分をせずに仕事を続けることを決めました。井ノ原は、「今回の問題。どういう理由があったとしても、人として、アイドルとして許される行為ではありません」としながらも、「今後は心を入れ替え大人としての自覚をより一層深め、皆様に認めていただける日がくるよう日々精進していくことを彼らと約束しました。6活動を控えることで反省を促すという方法もあるのかもしれません。7しかし、現在お話をいただいているお仕事を投げ出してしまうことも、大人としての責任に反していると思っております。一度お引き受けしたお仕事は精一杯務めさせていただきます」とコメントを発表しました。つまり、活動自粛はなく、言ってみれば無罪放免ということなのです。
これにはネットで非難の嵐が渦巻きました。11元ジャニーズ関係者は、「辞めた人も現役のタレントもファンも、ありえない、とこれには呆れています。“ジャニーズは終わったな”という人までいます」と語りました。そして那須は21日、『ラヴィット！』（TBS系）に謝罪もなく何事もなかったように出演していたため、非難の声はさらに大きくなっています。
