直近30年で最低水準の視聴率を記録…『24時間テレビ』大敗の裏にあった“あの芸能事務所”への執着（FRIDAY） - Yahoo!ニュース
こんにちは。今回は、先日放送された『24時間テレビ46 愛は地球を救う』についてお話ししたいと思います。この番組は毎年恒例のチャリティー番組で、今年で46回目を迎えました。しかし、その視聴率は世帯視聴率11.3%、個人視聴率6.6%と過去30年間で最低クラスの数字を記録しました。なぜこんなにも低迷したのでしょうか。その原因を探ってみましょう。
まず、一番大きかったのは、やはりジャニーズタレントの強行起用です。メインパーソナリティーに抜擢された『なにわ男子』のメンバー・西畑大吾（26）は、直前に読売テレビの足立夏保アナ（24）との熱愛が報じられました。さらに系列局・中京テレビのメインパーソナリティーを務めた『美 少年』はシュークリームを楽屋の壁に投げる動画が出回るなど、放送前にスキャンダルや不祥事が続出しました。これらの問題は一般視聴者だけでなく、ジャニーズファンからも番組への批判が殺到しました。ジャニーズ事務所や日本テレビにとっては大きな誤算でした。
また、ジャニー喜多川氏による所属タレントへの性加害問題も無視できません。この問題は社会問題として世界を揺るがせており、ジャニーズ事務所への不信感や反感が高まっています。そんな中で、ジャニーズタレントを強硬に起用することは、世論と逆行する姿勢と受け取られてしまいます。実際、番組スポンサーの一部が難色を示し、構成や内容が思うように作り込めなかったといわれています。タレントのキャスティングも弱く、サプライズ出演などの目玉企画を組み込めなかったことも、視聴率低迷の理由の一つです。
このように、『24時間テレビ』はジャニーズ事務所の執着が招いた大敗と言えるでしょう。その余波は、日テレだけに止まらず業界全体に及ぼうとしています。特に、年末のNHK紅白歌合戦でのジャニーズタレント出演枠への影響が懸念されています。これまでジャニーズ事務所と蜜月関係にあったNHKですが、公共放送局の立ち位置を考えれば、さすがにいままでと同じような扱いは難しいと言わざるを得ません。ジャニーズ事務所は、この危機的状況をどう乗り越えるのでしょうか。今後の動向に注目です。
以上、『24時間テレビ』についての私の見解でした。皆さんはどう思いますか？
