こんにちは。今日は、今週末に放送される「24時間テレビ46」についてお話ししたいと思います。
「24時間テレビ」は毎年恒例のチャリティー番組で、多くの芸能人やスポーツ選手が参加しています。今年はジャニーズ事務所の人気グループ「なにわ男子」がメインパーソナリティーを務めます。他にも芦田愛菜や有働由美子、小泉孝太郎など豪華な顔ぶれが揃っています。
しかし、この番組には暗雲が立ち込めています。それは、ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏の性加害報道です。先月、国連人権理事会の専門家が会見を開き、ジャニー喜多川氏が数百人以上のタレントや元タレントらに対して性的暴行や強要を行っていたことを告発しました。また、大手メディアがジャニーズ事務所に忖度して報道しなかったことも指摘しました。
この報道は視聴者の間で大きな衝撃と怒りを引き起こしました。特に女性ファンはジャニーズタレントを純粋に応援してきたことに裏切られたと感じました。そんな中、「24時間テレビ」はジャニー喜多川氏の性加害を認めたことになるという批判に直面しています。
大手広告代理店が事前に行ったアンケートでは、歴代最低の視聴率が予想されています。1991年に放送された「24時間テレビ14」は6.6％という数字でしたが、今年はそれを下回る可能性もあります。視聴率が低ければ、チャリティー募金も減少するでしょう。
日テレは視聴率獲得のために必死です。チャリティーマラソンのランナーも当日発表という焦りの姿勢が見えます。しかし、それでは視聴者の心を動かすことはできません。「24時間テレビ」は本来、社会問題や人間ドラマに触れて、視聴者の感動や共感を呼ぶ番組でした。しかし、今回はジャニー喜多川氏の影に隠れて、史上最低づくしの不名誉な年になりそうです。
