元日本代表FW森本貴幸が、イタリア4部リーグのアクラガスに加入したことが発表されました。これは、2013年にカターニャを退団して以来、10年ぶりのイタリア復帰となります。
森本は、2004年にJ1史上最年少記録で東京ヴェルディからデビューした逸材です。その後、カターニャやノヴァーラなどでイタリアで活躍しましたが、2013年に日本に帰国しました。ジェフ千葉や川崎フロンターレ、福岡などでプレーした後、2020年にはギリシャ3部のコザニFCに移籍しました。
しかし、コザニFCでは新型コロナウイルスの影響で5カ月で退団し、2021年にはパラグアイのスポルティボ・ルケーニョに加入しました。しかし、そこでも酒気帯び運転でひき逃げ事故を起こすなどトラブルが絶えませんでした。その後、台湾の台中FUTUROに移籍しましたが、そこでも1年で契約満了となりました。
そんな森本が再びイタリアの地を踏むことになりました。アクラガスは、シチリア島の都市アグリジェントを本拠地とするクラブで、セリエD（イタリア4部）のグループIに所属しています。現在は9位につけており、昇格争いには加わっていませんが、残りの試合で森本の活躍が期待されます。
森本は、自身のSNSで「イタリアに戻ってきました。今回はセリエDのアクラガスと契約しました。新たな挑戦です。応援よろしくお願いします」とコメントしました。また、クラブも「森本貴幸選手と契約を結びました。彼は日本代表としても活躍した経験豊富なストライカーです。彼の技術と得点力をチームに貢献してもらいたいと思います」と歓迎のメッセージを発表しました。
森本は35歳というベテランですが、まだまだサッカーへの情熱は衰えていません。イタリアで再び輝きを放つことができるでしょうか？ファンからは「頑張れ森本！」「イタリアで見せてくれ！」などのエールが寄せられています。
