プロ野球のペナントレースも折り返しに差し掛かっているが、各チームの外国人選手の動向にも注目が集まっている。特に来日2年目以上の選手は、今シーズン限りでの退団や契約解除の可能性が高まっている。そこで、今季の成績やチーム事情を踏まえて、崖っぷちに立たされている外国人選手をピックアップしてみたいと思う。
まず、ソフトバンクのガルビスだ。メジャーで966安打を記録したショートの強打者として昨年来日したが、打撃不振で一軍に定着できず、今シーズンも5安打にとどまっている。高額な年俸と34歳という年齢を考えると、今後のチャンスは限られているだろう。
次に、広島のマクブルームだ。昨年はチームトップの17本塁打、74打点をマークしたが、今シーズンは開幕から低迷して登録抹消された。右の強打者タイプが少ない広島ではまだ起用される可能性はあるが、状態が上がらなければ契約更新は難しいと思われる。
他にも、日本ハムのガントやメネズなど、既に退団が発表された外国人選手もいる。プロ野球では外国人選手の入れ替えが激しいことはよく知られているが、それでも彼らには日本で活躍する姿を見せてほしいと思うファンも多いはずだ。残りのシーズンで彼らにどんなドラマが待っているのか、注目していきたい。
