こんにちは、台風情報に注目している方も多いと思います。私も台風7号の動向に気になっています。今回は、台風7号が東日本に直撃するおそれがあることについてお話ししたいと思います。
台風7号は9日（水）午後9時に発表された気象庁の進路予想では、小笠原近海にあって発達しながら北上する見込みです。10日（木）には暴風域を伴うようになります。その後、さらに発達しながら北上し、13日（日）夜は強い勢力で伊豆諸島付近を中心とする予報円に到達します。14日（月）夜には東海地方を中心とする予報円に達する予想です。
台風7号が北上すると予想されている進路は、海面水温が29℃以上と高い海域です。これは台風のエネルギー源となるため、発達しながら北上する可能性があります。実際、9日（水）夕方の衛星画像では、雲が渦をまいた形状になっており、台風は発達期に入っているとみられます。
気象庁だけでなく海外の予報機関の進路予想でも、台風7号が東日本方面へ向かう傾向がそろいつつあります。アメリカ海軍やヨーロッパ中期予報センター、アメリカ海洋大気庁などのアンサンブル予報では、ラインの一つ一つにバラツキはありますが、東日本方面へ向かう予想が多いことがわかります 。
台風7号の進路を決めるカギとなるのは、上空の太平洋高気圧の強まり方や、週末以降に大陸から進んでくるとみられる上空の気圧の谷によって偏西風が蛇行するタイミングです。これらの要素によって台風7号は東西にずれたり速度を変えたりする可能性があります。
まだ台風7号の進路予想にはブレ幅があり断定的なことは言えませんが、強い勢力で東日本を直撃するおそれが徐々に高まりつつあります。お盆休みに大きな影響を受ける可能性があることを考え始める時かもしれません。今後の最新情報に注意してください。
台風7号に備えて、旅行や帰省の計画を見直したり、非常用品や食料を準備したりすることも大切です。台風による災害に遭わないように、安全第一で行動しましょう。
