yahooアクセスランキング記事を要約する blog

ヤフーニュースのアクセスランキング記事を要約するブログです。

【メジャー移籍】藤浪晋太郎の栄転は凶か吉か?オリオールズでの活躍は期待できるか

スポンサーリンク

news.yahoo.co.jp

今年のメジャーリーグで話題になっているのが、元阪神藤浪晋太郎投手の移籍劇です。彼はポスティングシステムを利用して、アスレチックスと1年契約を結びましたが、シーズン途中でオリオールズにトレードされました。この移籍は、彼にとって栄転なのか、それとも不運なのか?そして、オリオールズでの活躍は期待できるのでしょうか?

まず、アスレチックスからオリオールズへの移籍は、一見すると栄転に見えます。アスレチックスは西地区最下位で優勝争いから遠ざかっていましたが、オリオールズは東地区首位でプレーオフ進出が確実です。つまり、藤浪は最下位確定チームから優勝候補チームに移ったことになります。全米に名を売るチャンスが到来したと言えるでしょう。

しかし、実際にはそう簡単ではありません。藤浪はアスレチックスでは34試合に登板し5勝8敗3ホールド、防御率8.57という成績でしたが、7月に限ると7試合で2勝1敗1ホールド、防御率2.25という好成績を残していました。これは、彼がノープレッシャーの状況で自分の力を発揮できたからだと言われています。阪神時代からメンタルが弱いと言われていた彼にとって、勝敗がどうでもよくなったチームで投げることは、ストレスが少なくて済んだのかもしれません。

一方、オリオールズでは初登板から苦戦しています。2点ビハインドの7回にマウンドに立った初登板では初球をホームランされてしまいました。2点リードの8回に登板した翌日も連続四球後にヒットを打たれるなど2点を失い同点に追いつかれました。これは、彼が息をのむ真剣勝負に耐えられないことを示しています。東地区は全チームが勝ち越している強豪ぞろいの地区で、対戦相手も強いです。その中で藤浪が安定した投球をすることは難しいでしょう。

また、藤浪はアスレチックスと契約した際に「マイナー降格させない」という条項を付けたとされています。これは彼にとって有利な条件ですが、オリオールズでは逆効果になる可能性があります。もし彼が打ち込まれ続けてもマイナーに落とせないのであれば、チームは彼を登板させる機会を減らすかもしれません。それではメジャー選手としての生命が縮まってしまいます。

以上のことから、藤浪のメジャー移籍は栄転とは言い難いと言えます。彼はオリオールズでの活躍を期待されていますが、それに応えることは容易ではありません。彼がメジャーで成功するためには、メンタルの強化と制球力の向上が必要です。