大相撲界の伝説的な横綱・千代の富士は、2016年にすい臓がんで亡くなった。その晩年について、長男でファッションモデルの秋元剛がNumberWebに語ったインタビュー記事を紹介する。
千代の富士は、2015年に還暦土俵入りを果たした直後にすい臓がんが発見された。手術を受けて一時は回復したかに見えたが、翌年には胃や肝臓への転移が判明し、病状が急激に悪化した。最期まで相撲協会や弟子のことを気遣っていた千代の富士だったが、家族にだけ見せた優しさや素顔もあったという。
秋元剛は、父との思い出やエピソードを振り返りながら、父の人間性や家族愛を語った。例えば、父は自分や姉妹のファッションに興味を持っており、自分たちが着ている服やブランドの名前を覚えようとしていたという。また、父は自分たちに対して厳しくも優しく接しており、自分たちの夢や目標を応援してくれたという。
秋元剛は、父が亡くなってからも母や姉妹と仲良く暮らしており、父の遺志を継いで家族経営の会社を立ち上げたり、ファッションモデルとして活動したりしている。父から受け継いだ強さや優しさを胸に、これからも家族の絆を大切にしていきたいと語った。
千代の富士は大横綱として相撲界に多大な貢献をした人物だが、それ以上に素晴らしい人間であり父親であったことが伝わってくるインタビュー記事だった。千代の富士の息子・秋元剛が語る父の晩年と家族の絆をぜひ読んでみてほしい。
