お笑いタレントの江頭2:50さんが、富士山登山の様子をYouTubeで生配信していましたが、同じルートで登山客の転落事故が起きたというニュースを受けて、配信を中止すると発表しました。江頭さんは安全を優先するためにこの判断をしたと説明し、ファンからは理解と応援の声が寄せられました。
江頭さんは17日、「伝説の12時間生配信～登録者400万人を目指して～」と題し、富士山を登山する様子を生配信しました。富士宮ルートから登頂に挑戦した江頭さんは、途中で美しい影富士を見ることができたり、ガイドさんとのトークで盛り上がったりするなど、楽しそうに登山を楽しんでいました。
しかし、この日の午後4時36分に、YouTubeチャンネルのツイッターを更新した江頭さんは、「先ほど富士山の同じ富士宮ルートで、下山中に事故が起きたとのニュースを受け、ガイドさんと相談した結果、長時間の登山で体力的に疲労していることと、日が沈んでの撮影をしながらの下山は大変危険ということで、生配信は申し訳ありませんがここで終了させて頂くことにしました」と報告しました。
事故については、64歳の男性が下山中に体調を崩し、転倒。心肺停止の状態で病院に搬送されたが、同日午後2時35分ごろに死亡が確認されたということです。江頭さんはこの男性とは無関係ですが、同じルートで登頂していたことから、配慮して配信を中止したのです。
江頭さんは「楽しみにしてくれた皆様、大変申し訳ありませんが、安全を優先するため、ご了承ください」とファンに謝罪しました。その後、17日の午後10時頃に「安全第一でゆっくり進みまして、先ほど全員無事下山しました！」と無事に下山したことを報告し、「これから温泉寄って帰ります」と記しました。
この投稿には「安全に下山するために懸命な判断だと思います」「どうか最後まで気をつけて下山されてください。応援しています」「賢明な判断で安心いたしました」「みなさんと、登山者の方の安全が第一です。賢明な判断支持します」「無事に下山できますように」「登山のプロの方がいるので安心していますが、山では無理は禁物です。エガちゃんねるチームの皆さんが笑顔で帰ってきてくれることだけを願ってます」といった、心配するコメントや応援するコメントが寄せられました。
江頭さんは、お笑いタレントとしてだけでなく、YouTubeでの活動でも人気を集めています。登録者数は現在約370万人で、400万人を目指しているということです。江頭さんは、自らの体を張ったパフォーマンスや、自然とのふれあいなど、さまざまな企画に挑戦しています。今回の富士山登山も、その一環でした。
