オールスター会場では、出場選手たちが一斉にメディア対応する球宴前日から、「大谷と会うのが楽しみ」と明かす選手が続出した。今年がオールスター初選出だったホワイトソックスのルイス・ロベルト外野手やアスレチックスのブレント・ルーカー外野手は、大谷にサインをしてもらうことを楽しみにしていた。新顔だけでなく、ベテランにも人気だ。7度目のオールスター選出となったドジャースのフレディ・フリーマン内野手は、「オールスターに参加するのはもう子供のためという感覚だね。長男のチャーリーがショウヘイやロナルド (ブレーブスのアクーニャ外野手)に会いたいと言ってね」と話した。
メジャーリーガーの家族が大谷に夢中になっているケースは珍しくない。例えばロイヤルズのベテラン右腕ザック・グリンキーの長男ボーデくんは昨年7月、大ファンの大谷からサインをもらいツーショット写真を撮った。そのうれしそうな様子は、グリンキーの妻エミリーさんがインスタグラムに投稿している。ツインズのカルロス・コレア内野手は、妹のレイバイサンドさんが大谷の熱狂的ファンであるため、妹の14歳の誕生日だった昨年8月に大谷との対面をお膳立てしたことで話題になった。
オールスターでは、無安打に終わるも同地区のライバルチームの球場ながら「Come to Seattle！ (シアトルに来て！)」コールが巻き起こるなど、大谷への愛情が溢れていた。妻が大谷ファンで「妻がオオタニの写真を…」とヤキモチ発言した敵軍監督や、子どもに頭ポンポンしたり超変顔を見せたりする大谷さんも見逃せない。オールスターで見せた大谷翔平の愛されすぎな日常を、ぜひご覧ください。
