米ニューヨーク州のレンセラー工科大学で、清掃員が研究室の冷凍庫のスイッチを切り、20年以上におよぶ研究成果を台無しにしてしまいました。
大学側は、清掃会社を相手取り、約1億4000万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。訴状によると、研究室の冷凍庫には細胞培養や標本など20年以上に及ぶ研究材料が保管されており、「わずか3度の温度変化で壊滅的な損害が生じる」状態だったとされます。
大学側は、過失は清掃員本人ではなく、適切な訓練や指導を怠った清掃会社側にあると主張しています。
この事件は、人為ミスの結果であり、清掃会社が人員の適切な訓練を怠ったことが問題の核心です。
