島根県隠岐の島町の大久漁港近くで「魚雷」のようなものが発見され、住民を震撼させています。海上自衛隊の水中処分隊が現地に到着して撤去に向けた調査を始めました。海自ＯＢは「他国の潜水艦が領海内に入り込んでいる危険がある」と警鐘を鳴らしました。物体は岸から６メートル、深さ３メートルの海底に横たわり、最後尾にはプロペラ状の部品が２つ取り付けられていました。目測で長さは約１０メートル、直径約５０センチということです。現場から半径２００メートルは立ち入り禁止となっています。地元の漁師は「最近も発見現場へ行った船があったが、その時はなかった。最近、流れ着いたものじゃないか」と予想しています。海自ＯＢは「わが国のものではない。『ロシア製の長魚雷』に見える」と語りました。そのうえで、近場にいた他国の艦艇か潜水艦が発射した魚雷が電池切れとなり、発見現場に沈んだと分析しました。
島根県隠岐の島町で魚雷のような物体が発見される
スポンサーリンク
