【独自】自殺ほのめかす児童のノートに、担任教諭が「you can do it（あなたならできる）」と”花マル” 奈良市が不適切対応と認める（MBSニュース） - Yahoo!ニュース
こんにちは。今日は、奈良市の小学校で起きたいじめの問題についてお話ししたいと思います。この問題は、女子児童がいじめを受けて重大事態に認定されていたことがわかった上に、児童の担任教諭が自殺をほのめかすノートに“花マル”をつけて返却していたことが発覚したという衝撃的なニュースです。
この事件の概要は以下のとおりです。
- いじめの被害者：市立小学校の当時3年の女子児童。おととしから去年にかけて同級生から足を蹴られてケガをするなどのいじめを受ける。学校側は去年12月、いじめの重大事態に認定する。
- 担任教諭の対応：去年6月、女子児童は当時の担任に対し、「わたしは死ねばいいのに」などと記載したノートを提出する。担任は“花マル”をつけたうえで、「you can do it（あなたならできる）」などと書いて女子児童に返却する。このノートの写真は[こちら]で見ることができる。
- 女子児童の現状：女子児童はその後、ストレス障害と診断され、いまも症状が続いているという。女子児童の保護者は、担任教諭の対応について「信じられない。教師としての資質がない」と憤りを示している。
- 奈良市の対応：奈良市教育委員会は、この問題について調査を行っており、今月中に調査報告書を公表する方針である。市教育長は「いじめの被害者に対する教諭の対応は、教育上、人間的にも許されないものであり、深くおわび申し上げる」とコメントしている。
