レアル・ソシエダがRBザルツブルクとスコアレス…74分から出場した久保建英、圧倒的プレーでチームの猛攻を牽引(GOAL) - Yahoo!ニュース
CLグループD第5節、レアル・ソシエダはホームでRBザルツブルクと0-0で引き分けた。MF久保建英は後半から出場し、チームの攻撃を牽引したが、ゴールを奪うことはできなかった。現地スペインでは、久保のプレーに高い評価が寄せられている。
この記事では、以下の内容についてまとめている。
- ソシエダは主力を休ませて臨んだ試合で、攻撃の迫力に欠ける
- 久保は74分から右サイドでプレーし、相手を抜き去ったり、フリーキックを蹴ったりしたが、GKシュラーガーに阻まれた
- ソシエダはグループ首位をキープし、最終節でインテルとの直接対決に臨む
ソシエダは主力を休ませて臨んだ試合で、攻撃の迫力に欠ける
ソシエダは前節ベンフィカ戦でCL決勝トーナメント進出を決めた後、RBザルツブルク戦では多くの主力選手をベンチに置いた。その影響で、ソシエダの攻撃はいつものようにボールを保持するものの、シュートの精度やチャンスの確度が低かった。一方、RBザルツブルクはカウンターから何度もゴールに迫り、前半にはネネがポストに当てるシーンもあった。
久保は74分から右サイドでプレーし、相手を抜き去ったり、フリーキックを蹴ったりしたが、GKシュラーガーに阻まれた
後半に入って、ソシエダはインテンシティーを高めて攻め立てたが、ゴールを割ることができなかった。イマノル監督は65分にバレネチェア、74分にトラオレと久保、80分にサディクを投入して攻撃の切り札を使った。久保は右サイドでトラオレとコンビを組み、相手の徹底マークにもかかわらず、その個人技でチャンスを作った。85分には相手SBを華麗にかわしてクロスを上げ、91分にはペナルティーエリア手前からのフリーキックを直接狙ったが、どちらもGKシュラーガーの好セーブに阻まれた。93分にはペナルティーエリア内に侵入してシュートを放ったが、コースが甘く、またもシュラーガーに止められた。
ソシエダはグループ首位をキープし、最終節でインテルとの直接対決に臨む
試合は0-0で終了し、ソシエダは勝ち点1を獲得した。同グループのもう一試合、ベンフィカ対インテルは3-3で引き分けたため、ソシエダは勝ち点11でインテルと並びながらも得失点差で首位をキープした。最終節はアウェーでインテルと対戦するが、引き分け以上の成績を収めれば、グループ首位通過を決められる。
久保はこの試合で10試合ノーゴールとなったが、現地スペインでは、彼のプレーに高い評価が寄せられている。解説者の一人は「クボが先発していたら勝てた試合だった」と述べた。久保はソシエダの攻撃に活気を与え、ゴールに迫ったが、残念ながらゴールを奪うことはできなかった。しかし、彼の“違いを生み出す”能力は、チームにとって貴重なものであることは間違いないだろう。