中国経済がスベったのは「日本化」できなかったから 習近平は成長を政治理由で鈍らせてしまった（東洋経済オンライン） - Yahoo!ニュース
こんにちは、皆さん。今日は、中国経済について話したいと思います。最近、中国経済が失速するというニュースを聞いたことがありませんか？私はこの記事を読んで、その理由について考えてみました。この記事では、中国の経済成長が習近平政権の政策によって妨げられているという主張を展開しています。私はこの記事の内容に賛成です。なぜなら、私は以下の3つの点で著者と同じ見解を持っているからです。
まず、習近平政権は経済成長よりも政治的目標を優先しているという点です。習近平は2012年に就任して以来、自らの権力基盤を強化するためにさまざまな措置を取ってきました。例えば、党内の反対派や汚職容疑者を粛清したり、自らの思想を党章や憲法に盛り込んだり、任期制限を廃止したりしました。これらの措置は、習近平が自らの地位やイデオロギーを確保することに重点を置いていることを示しています。しかし、これらの措置は経済成長にとって必ずしも有利ではありません。むしろ、市場や社会に不安や不信感を与えています。国際通貨基金 (IMF)は、中国の成長率が2028年までに3.5％に失速すると予測しています。これは、中国が高成長国として豊かになるにつれて成長が鈍化するという自然な傾向だけではなく、習近平政権の政策が経済活動を阻害しているということを意味しています。もし金融破綻が起きれば、さらに深刻な打撃を受けるでしょう。
次に、中国経済は消費不足と不動産バブルによって危機に陥っているという点です。中国は何年もの間、GDPの45％を投資にあててきました。これは、インフラや工場などの生産能力を高めるために必要なことでした。しかし、発展するにつれて投資の必要性は低下し、消費にシフトする必要が出てきました。消費は国民所得の安定的な源泉であり、経済の多様化やイノベーションを促進する役割も果たします。しかし、中国では消費の割合が低く、国民所得に占める賃金の割合も低いままです。これは、所得格差が拡大していることや、社会保障制度が不十分であることなどが原因です。消費へのシフトを実行することなく、中国政府は不動産投資を増やしてきました。その結果、不動産バブルが発生しました。中国では、「誰も住まないアパート」が数千万戸も建設されています。これらのアパートは価格が高騰し、投機的な需要を呼び込んでいます。しかし、これらのアパートは実際には空き家であり、生産性や消費には何の貢献もしていません。むしろ、負債を積み上げています。不動産バブルが崩壊すれば、金融システムや実体経済に大きなダメージを与えるでしょう。
