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中国経済の危機とリーマンショックの関係

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習近平、“破滅”への大暴走…「長老からの叱責」と「G20ドタキャン」で中国が向かう「逆ギレの選択」がヤバすぎる!(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

こんにちは、今回は中国経済の危機とリーマンショックの関係について考えてみたいと思います。

中国経済は、不動産市場の不調によって、引くも地獄、進むも地獄の状態に陥っています。中国の民間債務は世界一の規模に達し、空前の不動産バブルが崩壊の危機に直面しています。中国の不動産リスクは、米国や欧州の商業用不動産を上回って、世界のファンドマネジャーが最も懸念するクレジットリスクとなりました。

中国経済が深刻な景気後退に陥ったとしても、世界経済に与える影響は限定的だという楽観論がありますが、私はそれには疑問を感じています。なぜなら、2008年のリーマンショックのとき、中国経済は世界経済の救世主となり、4兆元規模の景気刺激策を打ち出して、世界恐慌の回避に貢献したからです。

それから15年が経ち、人口減が始まった中国は、世界経済のお荷物となる可能性が生じています。しかも、中国は国際社会との関係を閉ざす動きに出ており、協調的な対応が期待できません。習近平国家主席は、長老たちに叱られて逆ギレし、解放軍の大粛清や外相の解任など、権力の強化に走っています。

中国経済が不振に陥ったことの負のインパクトを軽視し過ぎていると思います。中国経済は、2008年以降、世界経済を牽引してきたのですから、その影響力は無視できません。中国経済の危機は、リーマンショックのときとは逆に、世界経済に大きな打撃を与える可能性が高いと私は考えています。