FA残留も…急転した野球人生「余計おかしく」 狂った歯車、翻弄された残酷な最後の白星(Full-Count) - Yahoo!ニュース
こんにちは、野球ファンの皆さん。今日は、かつてオリックスで活躍した野田浩司氏が、自身の経験を赤裸々に語った記事を読んで感想を書きたいと思います。
野田氏は、阪神からオリックスに移籍してから3年連続2桁勝利、3年連続200奪三振以上を記録するなど、パ・リーグを代表するエースとして活躍しました。特に1995年には1試合19奪三振の日本新記録を達成するなど、フォークボールを武器に打者を翻弄しました。
しかし、その一方で、仰木彬監督の投手起用法に不満を抱いていたことも明らかになりました。1997年シーズンには、同点で降板させられることが何度もあり、プライドが傷ついたという野田氏は、試合後に仰木監督の部屋に乗り込んで直接抗議したそうです。
仰木監督は、野田氏の言い分を聞いた上で、「お前の言い分はわかるけど、俺の気持ちもわかれ」と反論しました。仰木監督は、1994年にオリックス監督に就任した際には、野田氏を信用して長いイニングを投げさせたが、終盤に打たれるようになったことや、自身の継投術に自負があることなどを説明したそうです。
このやり取りは1時間ほど続いたというから驚きです。仰木監督も野田氏も、自分の考え方にこだわる強い人格者だったのでしょう。しかし、それだけにお互いに尊敬し合っていたことも伝わってきます。
私は、この記事を読んで、野田氏のプロ意識や仰木監督の指導力に感心しました。また、当時のオリックスチームがどんな雰囲気だったのかも興味深く知ることができました。1995年と1996年に2年連続リーグ優勝し、1996年には日本シリーズも制したオリックスは、多くのファンに感動を与えたチームでした。その裏側で起きたドラマを知ることで、より一層そのチームへの思い入れが深まりました。