ラグビーW杯 日本は難敵サモアに辛勝も「ボーナスPなし」の痛恨…決勝T進出の条件は？（日刊ゲンダイDIGITAL） - Yahoo!ニュース
こんにちは。今日は、日本がサモアに勝ったラグビーW杯の試合について書きたいと思います。
日本は、前回大会で南アフリカに歴史的な勝利を収めたチームとして、今大会でも注目されています。しかし、プールD組は、アイルランド、スコットランド、サモア、アルゼンチンという強豪がひしめく難しいグループです。日本は、初戦でアイルランドに19-12で勝利し、大金星を挙げましたが、まだ安心できません。2戦目のスコットランド戦は台風の影響で中止となり、両チームに2ポイントずつが与えられました。これで日本は首位に立ちましたが、サモアとアルゼンチンとの残り2試合で勝たなければなりません。
サモアは、日本と同じくパシフィック・ネーションズカップで優勝したことがある強豪です。身体能力が高く、パワフルなランとタックルで相手を圧倒するチームです。日本は、サモアの強みに対抗するために、前回大会を経験したベテラン選手を多く起用しました。また、FBにレメキ・ロマノ・ラヴァを入れて、攻撃的なオプションを増やしました。
試合は、日本が主導権を握りました。前半には、レメキが素晴らしい突破からFLピーター・ラブスカフニのトライをアシストしました。また、スクラムから斎藤直人が走ってサモアの防御を崩し、FLリーチマイケルがトライを決めました。SO松田力也のキックも3回すべて成功し、17-3と大きくリードしました。
後半に入っても、日本は優勢を保ちました。サモアの選手が危険なタックルで退場となり、日本は人数的に有利になりました。松田がPGを決めて25-8としましたが、ここからサモアの反撃が始まりました。サモアは、力で前進するランナーを次々と送り込み、2トライを返しました。日本は、若い選手を投入して攻撃を仕掛けましたが、サモアのディフェンスに阻まれました。結局、日本は4トライ以上を挙げることができず、ボーナスポイントを逃しました。試合は28-22で日本の勝利に終わりましたが、サモアの猛追に耐えるのがやっとでした。
日本は、この勝利でプールD組の首位をキープしましたが、まだベスト8に進出できるとは言えません。次のアルゼンチン戦で勝てば確実に決勝トーナメントに進めますが、負ければスコットランドの結果によっては敗退する可能性もあります。アルゼンチンは、南半球の強豪であるニュージーランド、オーストラリア、南アフリカと同じラグビーチャンピオンシップに参加しているチームです。日本は、アルゼンチンのパワーとスピードに対抗するために、スキルとスピリットを発揮しなければなりません。
日本は、ラグビーW杯で歴史を作ろうとしています。サモア戦で見せた勝利の執念とチームワークを持続させて、アルゼンチン戦に挑んでほしいと思います。日本のラグビーにとって、これ以上ないチャンスです。私は、日本の応援を続けます。皆さんも、日本のラグビーにエールを送ってください。以上、ラグビー好きのスポーツライターでした。ありがとうございました。
