こんにちは、ボクシングファンの皆さん。今日は、昨年12月に井上尚弥に4団体統一戦でTKO負けしたポール・バトラーが、井上に対してドーピング疑惑やバンテージ問題、リングの大きさなどの難癖をつけたことについてお話ししたいと思います。
井上尚弥は、昨年12月13日に有明アリーナで行われた4団体統一戦で、WBO王者のバトラーに圧倒的な強さを見せつけ、11回にTKO勝ちを収めました。これで、井上は史上9人目、アジア初、バンタム級初の4団体統一王者となりました。井上は、その後、スーパーバンタム級に階級を上げて、WBC＆WBO王者のスティーブン・フルトンと対戦し、9回にKO勝ちを飾りました。井上は、階級を上げても、そのパワーとスピードとテクニックで、世界のトップファイターを次々と倒しています。
しかし、バトラーは、井上に敗れた後も、井上の実力を認めようとしません。英国のボクシング専門メディアのインタビューで、井上が階級を上げて勝っているのは普通ではないとして、ドーピング検査を求めました。また、井上陣営がリングを小さくして自分のステップワークを妨害したと主張しました。これらの発言は、井上に対する悪質な言いがかりであり、バトラーの負け惜しみであると言わざるを得ません。
まず、ドーピング疑惑についてですが、井上は、日本ボクシングコミッション（JBC）の定めるルールに従って、試合前後にドーピング検査を受けています。また、井上は、世界反ドーピング機関（WADA）の認定を受けたボランティア・アンチ・ドーピング・アソシエーション（VADA）にも加入しており、試合の有無に関わらず、いつでもドーピング検査を受けることに同意しています。井上は、これまでに一度もドーピング違反を犯したことはありません。井上が階級を上げても、そのパワーとスピードとテクニックを維持できるのは、ドーピングではなく、その才能と努力の賜物です。
次に、バンテージ問題についてですが、井上のバンテージの巻き方は、JBCやWBC、WBO、IBFなどのルールに従っており、何の問題もありません。井上のバンテージは、ナックルにテープが巻かれていないことを確認した上で、ガーゼとテープを交互に重ねて巻いています。これは、中手骨の骨折を防ぐためのものであり、パンチの威力を増すためのものではありません。米国の名カットマンであるジェイコブ・デュラン氏も、井上のバンテージには何の問題もないと証言しています。バトラーは、井上のバンテージに不満を持つ前に、自分のバンテージの巻き方を見直すべきです。
最後に、リングの大きさについてですが、井上とバトラーの試合で使用されたリングは、5.47メートル平方以上、7.31メートル平方以内というルールに従って設営されたものであり、井上陣営がわざわざ小さくしたものではありません。リング設営を担当した「ウイニング」も、通常通りの設営で何ひとつ変えていないことを明らかにしています。井上は、バトラーのステップワークを警戒する必要もなく、むしろバトラーが逃げ回るのを追いかけるのに苦労していました。井上は、リングの大きさに関係なく、バトラーを倒すことができました。
以上のことから、バトラーの発言は、井上に対する悪質な言いがかりであり、井上の実力を示すものであると言えます。バトラーは、井上に敗れたことを素直に認めて、自分のボクシングを見直すべきです。井上は、バトラーのような難癖に惑わされずに、自分の道を突き進んでください。井上尚弥のファンとして、これからも彼の活躍を応援していきたいと思います。
