「VIVANT」最終回の衝撃展開と考察!ベキは生きている?別班饅頭の意味は?
「VIVANT」新庄 実は有能説にイジり続々 ウイルスメール開いた、別班高田に余裕バレ、タヌキ置物は伝説 国外逃亡できたのか(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
堺雅人主演のTBS日曜劇場「VIVANT」の最終回が9月17日に放送されました。テロ組織テントのリーダーであり、主人公・乃木憂助(堺)の父親でもあるノゴーン・ベキ(役所広司)の運命や、ラストに映し出された別班饅頭の意味など、話題になったシーンを振り返り、考察してみたいと思います。
まず、ベキは日本に護送された後、公安の新庄浩太郎(竜星涼)の手引きで脱走します。新庄は実はテントの優秀なモニター(工作員)でした。ベキは40年前に自分と家族を見捨てた元上司である内閣官房副長官・上原史郎(橋爪功)に復讐するため、彼の家に銃を持って乗り込みます。しかし、そこに乃木も駆けつけ、ベキたち3人を撃ちます。ベキは倒れながら「よくやった。憂助、お前は私の誇りだ」と言って息を引き取ります。
しかし、このシーンには裏があります。乃木は別班のメンバー4人を戦闘不能にした時のように、急所を外して銃を撃つことができるので、ベキたちは死んでいないのではないでしょうか。また、乃木はベキに「皇天親無く惟徳を是輔く(天は正しい行いをした人物を助けるという意味の漢文)」ということわざを告げます。これはベキがテントのためにしたことが報われることを示唆しているのかもしれません。さらに、上原の家が火事になり、3人の遺体が出てきたということですが、他の人間の死体で偽装したのだと思います。ベキやピヨが殺したギリアムとパールあたりの死体を使ったのではないでしょうか。
次に、ラストに映し出された別班饅頭の意味ですが、これは新たな別班の任務の合図でしょう。乃木の別人格Fが「そろそろ見たほうがいいんじゃねえの?置いてあるぞ」と言っています。これはシーズン2への布石にも見えますね。乃木は別班としての活動を続けるのでしょうか。それとも、ベキやノコルと再会するのでしょうか。気になるところです。
「VIVANT」は、テロと正義の間で揺れる別班の乃木の物語でした。最終回では、ベキとの親子の絆や、テントの目的や過去など、多くの謎が明かされました。しかし、まだまだ謎は残っています。続編があるのなら、ぜひ見てみたいと思います。あなたはどう思いますか?