堂本光一、櫻井翔らが口を揃えた「噂レベルの認識」ジャニー氏は“無抵抗のおとなしい子”ばかり狙ったか（週刊女性PRIME） - Yahoo!ニュース
こんにちは。今回は、ジャニーズ事務所の代表取締役社長を辞任した藤島ジュリー景子氏、新社長に就いた東山紀之、子会社社長の井ノ原快彦らが記者会見を行ったことについてお伝えします。
9月7日に開かれた記者会見では、ジャニー喜多川氏による元ジャニーズJr.たちへの性加害の事実を知っていたかどうかが焦点となりました。これは、今年6月に発売された『週刊文春』で元Jr.が性的虐待を告白し、その後も続報が出されたことによるものです。
記者会見で質問に答えたジュリー氏は、「噂は聞いていました」と認めましたが、「私自身は被害を受けておらず、被害者からも相談されておりませんでした」と付け加えました。また、「私は女性であり、男性同士の問題に口出しすることはできませんでした」とも述べました。
同じく「噂は聞いていた」と回答した東山と井ノ原も、「自分自身は被害を受けておらず、目撃したり相談されたりしたこともなかった」と説明しました。東山は「噂という認識はありましたが、自ら行動するということはできずにきました」と反省の色を示しましたが、井ノ原は「周りのみんなと仲間たちと噂はしてていて、“そうなったらどうしよう”という話をしていました」と当時の心境を明かしました。
また、9月7日に放送された『news zero』（日本テレビ系）にVTR出演した嵐の櫻井翔や、9日に放送された『週刊ニュースリーダー』（テレビ朝日系）に出演したTOKIOの城島茂も、「噂として耳にした」ことを認めました。しかし、櫻井は「実態は把握しきれていない」とし、城島は「ジャニー氏と性加害の人物だという闇の部分がイコールすることが、当時10代の自分は結びつかなかった」と述べました。
これらの発言から、ジャニーズ事務所のトップや所属タレントたちは、ジャニー氏の性加害の噂を知りながらも、それを真に受けることができなかったり、それに対処することができなかったりしたことがうかがえます。ジャニー氏の権力やカリスマ性によって、彼らは沈黙を守るしかなかったのでしょうか。
ジャニー氏の性加害問題は、まだ解決にはほど遠い状況です。被害者たちの声に耳を傾け、真相を究明し、責任を取るべき人が責任を取ることが求められます。ジャニーズ事務所のトップやタレントたちも、今後は噂ではなく事実に基づいて行動してほしいと思います。
