「ツール・ド・北海道」死亡事故、前方を走行の選手が証言「事故の車以外にも、たくさん車はいた。交通規制が緩くなっていたのは、明らかにある」（HBCニュース北海道） - Yahoo!ニュース
自転車レースで若き命が奪われた…選手から交通規制の甘さを指摘される大会運営
こんにちは。自転車好きのブロガーです。今回は、先日発生した自転車レースでの悲惨な事故についてお話ししたいと思います。
８日午前、北海道上富良野町で開催されていた自転車ロードレース「ツール・ド・北海道」に出場していた中央大学の五十嵐洸太さん（21）が、反対車線に出たところで乗用車と衝突し、死亡しました。五十嵐さんは国内のプロツアーで活躍する有望な選手でした。ご冥福をお祈りします。
この事故は、単なる不幸な偶然ではなく、大会運営団体の責任が大きく問われるべきものだと思います。なぜなら、事故現場はカーブが連続する片側１車線の山間路で、反対車線には通行規制がかかっているはずだったからです。
しかし、実際には、反対車線にも多数の車両が走行しており、その中にはトラックも含まれていました。また、選手に対しても反対車線へのはみ出しを禁止するような注意喚起や看板がほとんどなかったという証言もあります。
これでは、下り基調でスピードが出るコースで、集団を追い越そうとしたり、何かの要因で右側に入り込んだりすることは十分考えられますし、そうなれば衝突事故は必至です。他の大会では、そういった場所では両側通行規制になることが多いのですが、なぜこの大会ではそうしなかったのでしょうか？
私は、この大会を何度か観戦したことがありますが、確かに運営のレベルは年々低下していると感じていました。高齢の方々が現状維持でやっていて、新しいアイデアや改善策がないのです。そんな中の甘さが露呈した結果が、今回の悲劇だと思います。
この事故を教訓にして、今後は自転車レースの安全性と品質を高めるために、運営団体は真摯に反省し、改善に努めるべきだと思います。また、選手や観客も、自転車レースの魅力を守るために、運営団体に対して声を上げることが大切だと思います。
自転車レースは、自然と人間の力がぶつかり合う素晴らしいスポーツです。しかし、それゆえに危険も伴います。その危険を最小限に抑えるためには、運営団体と選手・観客の協力が必要です。五十嵐さんの死が無駄にならないように、自転車レースの未来を考えていきましょう。
