こんにちは。今回は、8月8日に4年ぶりに開催された関西最大級の花火大会「びわ湖大花火大会」についてお伝えします。
この花火大会は、コロナの影響で中止が続いていたため、多くの人が楽しみにしていました。しかし、主催者側が有料の観覧席と道路との間に高さ4メートルの目隠しフェンスを設置したことで、地元住民から反発が起きました。
目隠しフェンスは、群衆事故を防ぐためという理由で設置されましたが、地元住民は不快感や圧迫感を感じるとして、今回の開催に反対する異例の決議文を提出しました。地元住民は、「皆が疲れを癒やしたり、家族団らんで絆を深めようとしているのにこういう壁を設けることで…なんでこうせなあかんのやと」と不満を述べました。
一方、主催者側は、「楽しみにしている地元住民の方に大変申し訳ないという思いでいるんですが、立ち止まる方が出てきたり、座り込んだりする方が出てくるので事故のリスクを考えた時にフェンスを設置してそういったことが起こらないように対策を講じている」と説明しました。
私はこの花火大会に行くことができませんでしたが、ネット上では様々な意見が飛び交っていました。有料席は4500円から最高額は6万円までありましたが、それでもチケットは完売したそうです。有料席から見た花火は素晴らしかったという声もありましたが、目隠しフェンスから見える花火はほとんどなかったという声もありました。また、目隠しフェンスを乗り越えようとする人や、フェンスに穴を開けようとする人もいたそうです。
