2023年夏の甲子園は、野手に逸材が多かった一方で、投手の好素材が目立たなかったと言われています。しかし、元中日の山本昌は、10人の好投手を見つけました。それぞれに個性や魅力があり、プロで活躍できる可能性を感じました。山本昌が最もほしいと言ったのは徳島商の森煌誠です。彼は140キロ台を超える速球と鋭い変化球を持ち、大器と評されました。
仙台育英の湯田統真は、好投手が揃うチームにあって大事な試合で先発マウンドを任されていたことから、チーム内での信頼の厚さを感じました。最速153キロというストレートの球速、鋭い腕の振りから放たれるスライダーのキレもすばらしかったです。
東海大相模の石川昂弥は、甲子園で2試合に登板し、計11回を投げて無失点という快挙を成し遂げました。最速149キロのストレートは勢いがあり、スライダーとカットボールも決め球として機能していました。
以上、山本昌が注目した2023年夏の甲子園の投手たちについて紹介しました。