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元プロスカウトが選ぶ甲子園のドラフト候補11人

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こんにちは。今日は第105回全国高校野球選手権の決勝が行われますね。連覇を狙う仙台育英と107年ぶり優勝を目指す慶応の対戦は見逃せません。今大会には、慶応に立ちふさがる仙台育英の高橋煌稀、湯田統真、仁田陽翔の“150キロトリオ”や花巻東の佐々木麟太郎らの“大砲ビッグ3”などドラフト候補もズラリと顔を揃えました。そこで今回は、元ヤクルト編成部長で阪神でもスカウトを務めた松井優典氏に「プロで見たい逸材」を11人ピックアップしてもらいました。松井氏は今大会を「素材&センス型の選手が多く、数年先にスカウトの目が試される夏の甲子園だった」と総括しました。では、松井氏が選んだ11人とその評価を見ていきましょう。

まずは投手からです。松井氏が最も高く評価したのは、仙台育英の右腕・湯田統真です。湯田は大会最速の151キロをマークし、準々決勝では花巻東の佐々木麟太郎を2打席連続三振に仕留めるなど圧巻の投球を見せました。松井氏は「ストレートは角度があり、変化球もキレがある。コントロールも良くて投球術にも長けている。即戦力として期待できる」と絶賛しました。湯田はU―18日本代表にも選ばれており、決勝でも活躍が期待されます。

次に注目したいのは、智弁学園の右腕・森煌誠です。森は2回戦で徳島商に完封勝利を収め、最速149キロのストレートと鋭いカーブで打者を打ち取りました。松井氏は「力強いフォームから伸びるストレートと落差のあるカーブが武器。まだまだ伸びしろがある」と評価しました。森は3回戦で敗れましたが、来年も智弁学園に残ることを表明しており、来夏の甲子園でも活躍が期待されます。

最後に紹介するのは、慶応の左腕・山本翔です。山本は3回戦で沖縄尚学に敗れましたが、最速145キロのストレートとスライダーで打者を翻弄しました。松井氏は「左投げで角度のあるストレートとキレのあるスライダーを持っている。コントロールも安定している。プロでも通用するタイプ」と評価しました。山本はU―18日本代表にも選ばれており、決勝では慶応のエースとして仙台育英と対戦します。

次に打者です。松井氏が最も高く評価したのは、智弁学園のトップバッターでライトを守る松本大輝です。松本は3試合で打率.385の数字を残し、2回戦では森煌誠のストレートを捉えバックスクリーンに特大の一発を放ちました。高校通算32発で、出塁率.529も特筆すべき数字です。松井氏は「バッティングに間があり、シャープ。タイミングやコンタクト技術にセンスを感じる。足、肩もある。将来外野のレギュラーの一角を奪う可能性のある素材」と評価しました。

次に注目したいのは、花巻東の4番・一塁手・佐々木麟太郎です。佐々木は高校通算140発という驚異的な記録を持ち、準々決勝では仙台育英の湯田統真から2安打を放ちました。松井氏は「バットスイングの速さは超高校級。一塁しか守れないのでパ・リーグ向きの選手だが直すところがあるのがノビシロ」と評価しました。佐々木はプロか進学かで悩んでいると報道されていますが、松井氏はプロを薦めています。

最後に紹介するのは、広陵の4番・三塁手・真鍋慧です。真鍋はボンズことベーブ・ルースに憧れており、高校通算100発以上をマークしています。松井氏は「能力は高い。回転軸がホーム側に倒れる点と、スローイングのボールの回転の悪さが気になったが、バットスイングは速く足もある。面白い存在」と評価しました。真鍋は3回戦で慶応に敗れましたが、来年も広陵に残ることを表明しており、来夏の甲子園でも活躍が期待されます。

以上、松井氏が選んだ「プロで見たい逸材」11人を紹介しました。他にも九州国際大付の佐倉侠史朗や仙台育英の仁田陽翔など注目すべき選手がたくさんいます。決勝では仙台育英と慶応のどちらが優勝するか楽しみですね。