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『24時間テレビ』の危機―日テレとジャニーズの蜜月関係に終止符か

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「低視聴率&低募金額」で大ショックとなった『24時間テレビ』が、来年はもうできないかもしれないという「意外な理由」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

こんにちは、テレビ番組について語りたいブロガーです。今回は、先日放送された『24時間テレビ』について話したいと思います。

24時間テレビ』は、毎年夏に日本テレビ系列で放送されるチャリティー番組です。今年で46回目を迎えましたが、視聴率と募金額が歴代ワーストになるという大惨事になりました。なぜこんなことになったのでしょうか?

まず、視聴率ですが、世帯平均視聴率は11・3%、個人平均視聴率は6・6%でした。これは昨年よりも下回り、歴代35位タイと25位になりました。特に最終日の夜間帯は5%台にまで落ち込みました。これはテレビ離れだけでは説明できないほどの低さです。

次に、募金額ですが、27日時点で発表された数字は2億2223万8290円でした。これは確定するまでに増える可能性もありますが、それでも過去最低の3億円を下回る恐れがあります。これはコロナ禍の影響もあるかもしれませんが、それだけではないと思います。

では、何が原因なのでしょうか?私は、主に二つの理由があると考えています。

一つ目は、ジャニーズタレントの起用です。今年のメインパーソナリティは『なにわ男子』というグループでした。彼らは若手の人気グループですが、それでも『24時間テレビ』の規模に見合う知名度や実力があったと言えるでしょうか?私は疑問です。

実際、彼らのパフォーマンスやトークについては賛否両論がありました。また、彼ら以外にもジャニーズタレントが多数出演しましたが、それも逆効果だったと思います。なぜなら、ジャニーズ事務所は近年、一連の性加害報道でイメージダウンしているからです。

特に今年は、元SMAP木村拓哉や元TOKIO山口達也など、かつて『24時間テレビ』で活躍したタレントたちが不祥事を起こしました。これらの事件は視聴者の心に傷を残し、ジャニーズタレントに対する信頼や支持を失わせたのではないでしょうか?

二つ目は、チャリティーラソンです。今年のランナーは、元プロ野球選手の新庄剛志と元プロボクサーの亀田興毅でした。彼らはそれぞれにファンが多いと思いますが、それでも『24時間テレビ』の趣旨に沿っていると言えるでしょうか?私は疑問です。

実際、彼らのマラソンについては批判が多くありました。特に新庄は、猛暑の中で走ることに対して「無謀だ」「危険だ」「意味がない」という声が上がりました。また、亀田は、自身の性格や過去の発言に対して「嫌いだ」「不快だ」「不適切だ」という声が上がりました。

これらの批判は、彼らの個人的な問題ではなく、『24時間テレビ』の企画自体に対するものだと思います。チャリティーラソンは、かつては感動や応援を呼びましたが、今では時代遅れや無意味と感じられるようになりました。それは、社会情勢や視聴者の価値観が変わったからだと思います。

以上のことから、私は『24時間テレビ』は大きな危機に直面していると思います。来年以降は、ジャニーズタレントの起用やチャリティーラソンの継続など、番組内容を見直す必要があると思います。それと同時に、日テレとジャニーズ事務所の関係にも変化が起きる可能性があると思います。

日テレとジャニーズ事務所は、長年にわたって蜜月関係を築いてきました。しかし、それも今や過去の栄光かもしれません。ジャニーズ事務所は、社長交代やタレント流出などで揺れています。日テレも、視聴率低迷やスキャンダルなどで苦戦しています。

両者は、これまでお互いに利益を得てきましたが、それも限界に達しているのではないでしょうか?もしかすると、来年の『24時間テレビ』では、ジャニーズタレントがメインパーソナリティを務めないかもしれません。それが起きたら、日テレとジャニーズ事務所の関係に終止符が打たれることになるかもしれません。

私は『24時間テレビ』が好きな番組です。毎年楽しみに見ています。ですから、この番組が終わってほしくありません。しかし、このままでは続けられないと思います。番組制作陣は、視聴者の声を聞き、時代に合った番組作りをしなければなりません。