無期限出場停止の西武・山川 国内ＦＡ権取得まであと１７日 復帰はいつ？今後どうなる？（デイリースポーツ） - Yahoo!ニュース
西武・山川穂高内野手が、知人女性への強制性交の疑いで書類送検された事件について、4日に球団から無期限の公式試合出場停止処分が発表されました。山川は捜査機関に事実を話し、全面的に協力したということですが、不起訴処分となったとしても、プロ野球選手としての立場をわきまえなかった行動が原因であることを深く反省しているとコメントしました。
山川は2018年、2019年、2022年と3度も本塁打王に輝いた長距離砲で、今季も17試合で打率.254、0本塁打、5打点という成績を残していました。しかし、5月11日のロッテ戦を最後に1軍出場から遠ざかり、その後は事件の影響で二軍でも試合に出られない状況が続いています。実戦勘を取り戻すにも時間がかかるでしょうから、今季中に1軍復帰することはほぼあり得ないと思われます。
そうなると、山川にとって最大の関心事は国内FA権の取得です。山川はあと17日で国内FA権の資格取得条件を満たしますが、無期限出場停止処分が解除されなければ、その日数を消化することができません。球団は処分解除の時期や判断基準について「今後の本人の反省の状況や姿勢などを見ながら検討していきたい」としており、明確な目安は示していません。
仮に来季も西武と契約することになった場合、今回の一件で球団やファンから失望されたことを考えれば、大幅な減俸は避けられないでしょう。また、トレードや自由契約という可能性もゼロではありません。昨オフは4年契約を打診されたものの単年契約にこだわった山川ですが、今オフは他球団から熱いオファーが届くという展開は考えにくくなりました。
西武ファンや野球ファンからは、「FA取っても西武に残れ」「処分重くない？」「無償トレード」といった様々な反応が寄せられています。山川は自らの過ちによって、野球人としての未来図を大きく変えてしまったのかもしれません。今後の動向に注目です。
