プロ野球か、それともＭＬＢ復帰か ＤｅＮＡ・バウアー、注目される来季の去就（産経新聞） - Yahoo!ニュース
こんにちは。今回はプロ野球ＤｅＮＡで活躍するトレバー・バウアー投手についてお話ししたいと思います。彼は今年の開幕直前に電撃入団し、先発陣の一角を担っていますが、来季の去就が注目されています。彼はプロ野球を続けるのか、それとも米大リーグ（ＭＬＢ）に復帰するのか。その背景と可能性について見ていきましょう。
バウアーの実力と人柄
バウアーは３２歳の右腕で、２０２０年にレッズでサイヤング賞（最優秀投手賞）を獲得した実力者です。頭脳明晰で投球を研究する努力家であり、日本に来てからも歴史や文化に触れようとしています。自身のユーチューブチャンネルでは日本での生活や試合の裏側などを積極的に発信しており、ファンからも好感を持たれています。
今季は１９試合に登板し、１０勝（４敗）、防御率２・７６という成績を残しています。８月３０日の阪神戦では負傷しましたが、チームに全力を尽くす姿勢を見せています。彼はチームメイトや監督からも信頼されており、チームのエースとして活躍しています。
ＭＬＢ復帰への障害
しかし、バウアーにはＭＬＢ復帰への障害があります。それはドジャース在籍時に起こした女性へのドメスティック・バイオレンス（ＤＶ）事件です。この事件で彼は３２４試合（後に１９４試合に軽減）の出場停止処分を受け、ドジャースから契約解除されました。その後、今年１月にＤｅＮＡと１年契約で入団しましたが、事件はまだ解決していません。
米紙「ロサンゼルス・タイムズ」によると、事件当時の女性以外にも他の女性が重要な証言を行う可能性があるということです。これはバウアーにとって不利な情報です。また、ＭＬＢはＤＶに対して厳しい姿勢で臨むことで知られており、球団からオファーがあっても条件が厳しいものになるでしょう。
プロ野球残留への可能性
一方、来季もプロ野球でプレーする可能性もあります。バウアーは日本での生活や野球に満足しているようですし、チームやファンからも愛されています。また、彼はドジャースと３年総額１億２００万ドル（約１３７億円）の契約を結んでいたため、最終年の年俸（２２５０万ドル、約３０億円）はドジャースが負担しています。これはプロ野球の球団にとっても負担が少ないということです。
もちろん、高額な年俸がネックになる可能性もありますが、他の球団も獲得に関心を示すでしょう。特に投手力が不足しているチームはバウアーの存在が大きな助けになります。バウアーはプロ野球のレベルや環境にも適応しており、来季も日本で活躍する可能性は高いと言えます。
まとめ
以上、ＤｅＮＡ・バウアー投手の来季の去就について見てきました。彼はプロ野球か、それともＭＬＢ復帰かという岐路に立たされていますが、どちらを選ぶにしても彼の実力は誰もが認めるものです。私は個人的には彼が来季もプロ野球でプレーしてくれることを願っています。彼の投げる姿は見ていて本当に楽しいですし、日本の野球界にとっても貴重な存在だと思います。
