大谷翔平の話題で213勝右腕が警鐘 トミー・ジョン手術2度なら「普通じゃない！起こるべきじゃない」（THE ANSWER） - Yahoo!ニュース
こんにちは。今日はエンゼルスの大谷翔平選手についてお話ししたいと思います。大谷選手は今シーズン、打者として歴史的な活躍を見せていますが、投手としては右肘の故障に苦しんでいます。最近では、トミー・ジョン手術を受ける可能性があるという報道がありました。トミー・ジョン手術とは、肘の靭帯を切って別の部位から移植する手術で、一度受けるだけでもリスクが高いものです。大谷選手は2018年にも同じ手術を受けており、もし2度目になれば、投手としての復帰は非常に困難になるでしょう。
そんな大谷選手の状況について、野球殿堂入りした元投手のジョン・スモルツ氏がコメントしています。スモルツ氏は自身もトミー・ジョン手術を経験したことがありますが、その後もブレーブスなどで213勝154セーブを挙げた名投手です。彼は大谷選手が二刀流を目指すなら、野手用と投手用の2つの契約を用意するべきだと提案しています。つまり、野手としては高額な年俸を得られるが、投手としては出場回数や成績に応じたインセンティブ制にするということです。これは球団側にとってもリスクを減らす方法だと言えます。
しかし、スモルツ氏はトミー・ジョン手術を2度も受けること自体に問題があると指摘しています。彼は最近の選手たちが球速重視のトレーニングや投球法をしていることで、肘への負担が増えていると考えています。その結果、トミー・ジョン手術を必要とする選手が増えているのだと言います。彼はこれが野球界で起こるべきことではないと警鐘を鳴らしています。
私はスモルツ氏の意見に賛成です。大谷選手は94マイル（約151.3キロ）のスプリットやスライダー、99マイル（約159.3キロ）の速球を投げるという、驚異的な能力を持っています。しかし、それが彼の肘にどれだけのダメージを与えているかは分かりません。毎日打席に立つことも、彼の体に負担をかけているでしょう。彼はバケモノと呼ばれるほどの選手ですが、人間である以上、限界はあるはずです。
大谷選手がトミー・ジョン手術を受けるかどうかはまだ分かりませんが、もし受けるとなれば、来季は打者としてだけのプレーになる可能性が高いです。それでも彼は素晴らしい成績を残すことができるでしょうが、投手としての魅力は失われてしまいます。私は大谷選手が二刀流を続けられることを願っていますが、それには彼の肘の健康が最優先です。彼には自分の体を大切にしてほしいと思います。
