大谷翔平の右肘損傷、エンゼルスGMが説明責任を果たせず

大谷翔平「エンゼルスGMの弁明」に不信感か…右肘負傷で移籍に拍車（JBpress） - Yahoo!ニュース

こんにちは、野球ファンの皆さん。今日は、MLBで活躍する大谷翔平選手の右肘の怪我について話したいと思います。大谷選手は8月23日にMRI検査で右肘の内側側副靭帯（UCL）を損傷していることが判明しました。これはトミー・ジョン手術（側副靭帯再建術）を必要とする可能性が高い重傷です。大谷選手は今季、投手として10勝4敗、防御率3.31、奪三振135という素晴らしい成績を残しています。打者としても45本塁打、94打点、OPS1.066という驚異的な数字を記録しています。二刀流で世界最高の選手として注目されていた大谷選手がこのような怪我に見舞われたことは非常に残念です。

しかし、この怪我は突然起きたものではありません。実は、大谷選手は7月下旬から筋肉痙攣やツメ割れなどのコンディション不良に悩まされていました。7月27日にデトロイト・タイガース戦でダブルヘッダーに出場した際には、第1試合で完封勝利を挙げた後、第2試合でも2本塁打を放ちましたが、左腰の筋肉痙攣で途中交代しました。その後も右手中指のツメ割れやマメなどで投球に影響が出ていました。8月3日にシアトル・マリナーズ戦で先発した際には、右手と右指の痙攣で4回途中で降板しました。

この時点でエンゼルスのペリー・ミナシアンGMは、大谷選手にMRI検査を提案したそうですが、大谷選手と代理人のネズ・バレロ氏が断ったと言っています。ミナシアンGMは「彼らは自分たちの身体を一番よく知っている」と述べていますが、これは大谷選手の責任に転嫁するように見えます。エンゼルスは二刀流で起用し続けたことで大谷選手の身体に過度な負担をかけたと批判されています。今春のWBCで日本代表として世界一になった後、レギュラーシーズンでも全試合に出場していた大谷選手は、身体が悲鳴を上げていたのかもしれません。エンゼルスは大谷選手のコンディションをもっと注意深く管理し、必要なら休養や治療をさせるべきだったのではないでしょうか。

ミナシアンGMは、大谷選手の右肘のリハビリ方針を決めるまで、打者としての出場を継続させると言っていますが、それは本当に大谷選手のためになるのでしょうか。もしトミー・ジョン手術を受けることになれば、投手としては1年以上の離脱が必要になります。打者としても手術後の回復に影響が出る可能性があります。エンゼルスは大谷選手の健康を第一に考え、無理をさせないようにすべきだと思います。大谷選手はまだ23歳です。これからも長く野球を続けてほしいですから。