「本当の正義なの？」転売ヤーを羽交い締めで“制圧”した“犯罪撲滅”YouTuberの行動に賛否（女性自身） - Yahoo!ニュース
こんにちは、犯罪や不正に厳しい目を持つ私です。今回は、最近話題になっているYouTuberのフナイム氏について書きたいと思います。
フナイム氏という人は、かつて特殊詐欺事件の主犯として逮捕された過去を持ちますが、現在は自らを犯罪撲滅活動家と名乗り、YouTuberとして様々な犯罪や不正を暴露する動画を配信しています。彼はメディアにもよく出演し、自分の過去や考え方を語っています。
先日、彼はTwitterとYouTubeに衝撃的な動画を投稿しました。それは、乃木坂46のライブチケットを定価の約3倍で転売しようとした人物を自らの手で取り押さえ、警察に引き渡すというものです。動画では、フナイム氏が転売ヤーを後ろから羽交い絞めにして地面に押さえつけ、チケット転売防止法や乃木坂46ファンの気持ちを説教する様子が映されています。転売ヤーは「すみません」と謝るものの、フナイム氏は「ダメだよ」と言って警察に引き渡します。
この動画に対して、ネット上では様々な反応がありました。一部の人は、フナイム氏の行動を支持しました。彼らは、チケット転売がファンやアーティストにとって迷惑で不公平な行為であることや、警察や主催者が十分に対策していないことを指摘しました。また、フナイム氏が自分の過去から学び、正義感や勇気を持って社会貢献しようとしていることを評価しました。
しかし、他の人は、フナイム氏の行動を批判しました。彼らは、チケット転売が違法であっても暴力で制圧することは許されないことや、私人逮捕の条件や方法が適切でなかったことを指摘しました。また、フナイム氏が自分のYouTubeチャンネルの宣伝や収益化のために動画を公開したことや、転売ヤーの顔や声を隠さなかったことも非難しました。
私はどちらかというと後者の意見に賛成です。チケット転売は確かに問題ですが、それを解決するためには法律や制度の改善や啓発活動などが必要だと思います。一般人が自分の正義感で暴力を振るうことは、犯罪を撲滅するどころか、新たな犯罪を生む可能性があります。また、フナイム氏が自分の過去を反省しているというのなら、他人の過ちをSNSで晒すことはしないでほしいと思います。
フナイム氏は、自分の活動が社会にとって良いことだと信じているのかもしれませんが、それは本当に正義なのでしょうか？私は彼に、もう少し自分の行動や影響力を考えるようにお願いしたいです。
