コムドットは、10代、20代の女性を中心に人気を集める男性5人組のYouTuberグループである。彼らはYouTubeの枠を超えてテレビやライブイベントでも活躍していたが、最近は人気が低迷している。その原因は何なのだろうか？
一つ目の原因は、ライブイベントでのトラブルだ。コムドットが総合プロデュースを務める「Creator Dream Fes ～produced by Com.～」（7月27日、東京ドーム）で、親交が深い女性2人組の人気YouTuber「平成フラミンゴ」が出演予定だったが、交渉過程での段取りに食い違いがあり出演を見送ることになった。すると、コムドットのリーダーであるやまとが平成フラミンゴに対して厳しい言葉をツイートした。やまとは後に謝罪したが、ファンからは落胆や批判の声が殺到した。
二つ目の原因は、ファン離れだ。このライブイベントでスタンドに空席があったことから、やまとがチケットで手売りを急遽実施したことも裏目に出た。すでにチケットを購入したファンからは「買わないで待っていればよかった」「先行販売で購入した人の気持ち考えた？」など不満の声が噴出した。また、コムドットは「地元ノリを全国ノリへ」「放課後の延長」をスローガンに掲げていたが、最近はその路線から離れているように見える。彼らはアイドル顔負けのカリスマ性で突き抜けたが、その反動で自分たちの個性や魅力を失ってしまったのではないか。
コムドットは今後どうなっていくのだろうか。彼らはYouTube界の大スターとして再び輝くことができるのだろうか。それとも、人気YouTuberとしてのピークを過ぎてしまったのだろうか。彼らにとって正念場を迎えていることは間違いない。
