こんにちは。今回は、24日と25日に相次いで発生した台風9号と10号について、気象庁や海外の予報機関のデータをもとに分析してみたいと思います。
まず、台風9号はフィリピンの東でほとんど停滞しており、今後ゆっくりと南下しながら発達して暴風域を伴うようになります。27日には「非常に強い」勢力になる見込みです。その後は北上に転じるとみられていますが、5日先までの予報円が重なっていることから、進路の不確定性が高いことがわかります。これは現在の気圧配置が台風を大きく動かすような要素がないためです。
次に、台風10号はマリアナ諸島の北西で発生しました。今後は西寄りに進みながら発達し、28日には「強い」勢力になる見込みです。その後は北西に進路を変えて日本の南の海上を通過する可能性があります。29日から30日にかけては九州や四国、中国地方の南岸付近を通るという予報もありますが、こちらも進路の不確定性が高いことに注意が必要です。
さらに、台風9号と10号の間には気になる雲のまとまりも確認できます。これは熱帯低気圧や次の台風の発生源となる可能性があります。今後の動向にも注目が必要です。
以上のことから、今後1週間ほどは台風情報に注意してください。特に28日以降は台風10号の接近や影響が予想されますので、海や山など危険な場所に近づかないようにしましょう。また、台風9号や次の台風の発生源となりうる雲のまとまりも見逃さないようにしましょう。
