NHK連続テレビ小説「らんまん」は、日本の植物学の父・牧野富太郎をモデルにした物語です。主人公・槙野万太郎（神木隆之介）は、幕末から昭和の激動の時代を生きる植物愛好家で、高知と東京を舞台に様々な人々と出会いながら、自分の夢を追い続けます。
25日に放送される第105回では、万太郎が寿恵子（浜辺美波）に頼まれて探してきたキクが、どんな意味を持つのかが明らかになります。寿恵子は“菊くらべ”というイベントに参加するために、万太郎に白くて小さな「ノジギク」を探してきてほしいとお願いします。しかし、そのキクは寿恵子の心の中に秘めた想いを表しているのです。
“菊くらべ”は、岩崎（皆川猿時）が主催するもので、みんなが持ち寄ったキクを品評するというものです。華やかなキクが並ぶ中、最後に寿恵子が差し出したのはノジギクです。そのキクは、万太郎が初めて寿恵子にプレゼントしたものと同じ種類です。寿恵子はそのキクの魅力を堂々と語り出しますが、その言葉は実は万太郎への想いを伝えるものでした。
岩崎は寿恵子の言葉に感動し、彼女に惹かれていきます。しかし、寿恵子の心はすでに万太郎に向いているのです。一方、万太郎は寿恵子の気持ちに気づいていないまま、自分の借金返済のために植物採集に精を出します。そんな中、成長後の千歳（山口紗弥加）、百喜（山本亜依）、千鶴（松本穂香）が登場します。
「らんまん」第105回は、寿恵子のノジギクに隠された想いと、万太郎と岩崎の三角関係が見どころです。また、千歳たちがどんな姿で再登場するのかも注目です。この記事では、「らんまん」第105回のあらすじと見どころを紹介しました。
