こんにちは、野球ファンの皆さん。今日は、セ・リーグの二塁手部門でゴールデン・グラブ賞を争っている選手についてお話ししたいと思います。その選手とは、巨人の吉川尚輝内野手です。
吉川は今年28歳になりましたが、これまでケガが多く、なかなか1年間を戦い抜くことができませんでした。しかし、ここ3シーズンは100試合以上に出場し、守備面で大きな貢献を見せています。特に今年は、守備指標で12球団トップの成績を残しており、広島の菊池涼介内野手が10年連続で受賞しているゴールデン・グラブ賞の二塁手部門で初受賞を狙える位置にいると言えます。
吉川の魅力は広い守備範囲です。セイバーメトリクスの指標を用いて分析などを行う株式会社DELTAのデータによると、守備範囲を示すRngRは10.9で両リーグ断トツです。二遊間への安打性の当たりをもぎ取る好守を連発し、同僚も驚きの表情を浮かべています。ネット上でも好守を見せる度「尚輝たまらん」と投稿されるなど、大きな話題を呼んでいます。
また、吉川は高い捕球技術も持っています。守備全般での貢献を示すUZRは12.4で両リーグ断トツです。この指標はエラーだけでなく、難易度の高いプレーにも影響されます。つまり、吉川は難しいプレーも成功させているということです。
打撃面では、開幕当初は不振に苦しみましたが、夏場以降に調子を戻しました。4月終わりで打率.180と苦しんだが.263まで数字を上げました。副キャプテンに就任した吉川はチームの勝利に貢献するために努力しています。
ゴールデン・グラブ賞のセ・リーグ二塁手部門は10年連続で広島の菊池涼介内野手が独占状態です。菊池は今年も素晴らしい守備を見せていますが、吉川も負けていません。牙城を崩す初受賞へ、今年28歳を迎えた韋駄天は十分に狙える位置にいると思います。
