阪神は11日、甲子園球場でヤクルトとの一戦に臨みました。この試合は投手戦となり、両チームともになかなか得点を奪えませんでした。
しかし、阪神は8回に岡田監督の勝負采配が功を奏し、2-1で逆転勝利を収めました。連敗を2で止めた阪神は、今季12球団で唯一3連敗以上を喫していません。
このブログでは、阪神の勝利の要因となった8回の攻撃について詳しく解説します。また、阪神の今後の展望についても考察します。阪神ファンの皆さん、ぜひご覧ください！
8回の攻撃は、先頭打者のミエテスが清水からレフト前ヒットで出塁したところから始まりました。岡田監督は、ここで代走に島田を送ります。
島田は俊足で、盗塁や得点圏への進塁が期待できます。続く坂本はバントを指示されましたが、清水の好守によって島田が二塁で刺されてしまいました。
しかし、坂本は一塁に間に合いました。岡田監督は、ここでも代走に小幡を送ります。小幡も島田同様に足が速く、キャッチャーを代えるリスクを冒してでも勝負に出たと言えます。
そして、木浪が打席に立ちました。木浪は2回に先制の三塁打を放っており、打率も.363と絶好調です。しかし、清水のフォークに苦しみ、カウント0-2と追い込まれてしまいました。
そこで木浪は打席の中で立ち位置を前へ変えました。これはフォーク対策であり、タイミングを合わせるための工夫です。
そして4球目、清水のフォークを強引に打ち返しました。打球は三塁手の村上のグラブを弾き飛ばし、ショート長岡もカバーに入ったところを抜けてレフト前へと抜けました。木浪は二塁へと駆け込みました。
一死二、三塁となり岡田監督は代打に糸原を送りました。
糸原はコンタクト率が高く、前に転がせば得点が期待できます。ヤクルトは超前進守備で対応しました。カウント1-3から糸原は遊ゴロを放ちましたが、打球は高くバウンドしてショート長岡の右へ抜けました。
長岡は素早くバックホームしましたが、送球は少し高くそれてキャッチャー丸山がタッチに間に合いませんでした。小幡が頭から滑り込んでホームベースを触り、阪神が勝ち越しました。
