こんにちは、野球ファンの皆さん。今日は全国高校野球選手権記念大会の準決勝の結果と感想をお伝えします。
まずは、仙台育英（宮城）と神村学園（鹿児島）の対戦です。この試合は、仙台育英が６―２で神村学園に圧勝しました。仙台育英は昨年に続いて決勝に進出し、史上７校目となる夏連覇に王手をかけました。
試合は、初回に神村学園が先制しましたが、仙台育英はすぐに追いつきました。そして、３回には４番・斎藤陽がスクイズを決めて勝ち越しました。これが試合の分岐点となりました。仙台育英はその後も攻撃を続け、６番・鈴木の２ランなどでリードを４点に広げました。投手陣も安定しており、神村学園の反撃を許しませんでした。
試合後、須江航監督は「東北６県の皆さんや宮城の皆さん。東北に縁やゆかりのある方は、ぜひ明後日の（午後）２時に西の甲子園の方向にパワーをおくってもらえたら。そんなみんなの気持ちを持って戦いたいなと思っています」と、東北６県に向けて援軍を呼びかけました。
私はこの発言に感動しました。仙台育英は２０１１年の東日本大震災で被災した地域の代表として甲子園に出場しています。その時から彼らは「東北魂」を胸に刻み、全国のファンから応援されてきました。昨年はコロナ禍で無観客でしたが、今年は一部観客が入場できるようになりました。その中には多くの東北から来たファンもいたと思います。彼らは仙台育英の活躍を見て涙したことでしょう。
私も東北出身ですが、今は関西に住んでいます。甲子園に行くことはできませんが、テレビやインターネットで応援しています。私も明後日の決勝では西の甲子園の方向にパワーを送りたいと思います。仙台育英の皆さん、夏連覇を目指して頑張ってください。東北はあなたたちを応援しています。
