こんにちは。今日は9日に行われた巨人対阪神戦について書きたいと思います。この試合は延長11回までもつれ込んだ熱戦でしたが、結果は巨人が2―5で敗れてしまいました。これで首位阪神とは10ゲーム差となり、自力優勝の可能性も消えてしまいました。巨人ファンとしては悔しい限りです。
しかし、この試合で巨人が味わった屈辱は敗戦だけではありませんでした。前日の試合で高梨雄平投手が登板した際に、左翼席の阪神ファンから「帰れ！」の大合唱とともに大ブーイングが発生したのです。これは7月2日の同カードで高梨が近本に死球を当てて骨折させたことに対する報復だったようです。
しかし、この件についてはすでに高梨が近本に直接謝罪して和解していました。それなのに阪神ファンはまだ恨みを持っているようで、東京ドームで高梨を罵倒する始末。それを見た巨人ファンも高梨コールで応援するなど、両軍ファンの声援が入り混じるカオスな状況となりました。
私はこの阪神ファンの行動に強く反感を持ちました。当事者間で解決済みの問題をほじくり返すことは非常識だと思います。しかも東京ドームは巨人の本拠地です。客として来ている以上、最低限のマナーは守るべきです。子供たちも多く来ている中で、こんな暴言や暴力的な雰囲気を作ることは許されません。
巨人サイドもこの件について不快感を示していました。球団関係者や現地観戦組のファンからも「しつこすぎる」「怖い」「来たくない」という声が上がっていました。私も同感です。阪神戦だけは行きたくなくなりました。
巨人はこの日の試合で阪神に逆転勝ちして一矢報いたいところでしたが、残念ながら負けてしまいました。これで今季の阪神戦は全6カード勝ち越しなしとなりました。伝統の一戦と呼ばれる巨人対阪神戦ですが、今年は阪神に完全にやられてしまいました。巨人としては来年こそはリベンジしたいところです。
