NHK連続テレビ小説「らんまん」は、日本の植物学の父・牧野富太郎をモデルにしたオリジナルストーリーです。主人公の槙野万太郎（神木隆之介）は、激動の時代の中で、ただひたすらに愛する植物と向き合い続ける波乱万丈な生涯を描きます。
7日に放送された第70回では、万太郎は、シーボルトの助手を務めた伊藤圭介の孫・伊藤孝光（落合モトキ）と出会いました。孝光は田邊教授（要潤）のことを“泥棒教授”と呼び、“トガクシソウ”をめぐる波乱を予感させる一幕もありました。そして万太郎は、自分で新種を発表し、学者として認められる方法を里中（いとうせいこう）に相談しました。「本を出す」というアドバイスに希望を見いだす姿が描かれました。
続く第15週のタイトルは「ヤマトグサ」です。万太郎は自身の手で図鑑を発刊するために昼間は研究、夜は大畑印刷所へ通うことを決心します。それを聞いた寿恵子（浜辺美波）が思わぬ行動に出ます。長屋に大窪（今野浩喜）が訪ねてきて、共同研究を持ちかけます。大窪は以前、万太郎と対立したことがありますが、今回はどんな目的で来たのでしょうか？倉木（大東駿介）も鋭い視線を万太郎に送ります。新展開と再会に期待が高まります。
「らんまん」は、植物や人間の愛情や成長を感じさせる作品です。神木隆之介や浜辺美波など豪華キャストも魅力的です。第15週も見逃せませんね。
