「ABAB上野店、2024年6月末に閉店」
「ABAB(アブアブ)」上野店が、2024年6月末に閉店することが発表されました。建物の老朽化対応や耐震措置のためのクローズで、1945年10月の出店より約78年間にわたって同所で営業してきた歴史に幕を下ろします。
特に70年代からは、1階から7階まで所狭しとファッションアイテムが並び、上野のランドマークといった存在でした。しかし、近年はファストファッションやネット通販の台頭によって売り上げと影響力の低下は否めませんでした。
さらに、2020年から3年間続いたコロナ禍で、ステイホームが奨励されたため、外出に使うファッションアイテムの消費は低迷しました。運営するアブアブ赤札堂の本社もアブアブと同じビルにあるが、同社としてはアブアブを移転して復活させる予定はないとのことです。