市川猿之助さん「一家心中」事件は、まだ謎に包まれています。しかし、6月に入り、週刊誌の見出しに「逮捕」の二文字が躍りました。『週刊文春』と『週刊新潮』は、逮捕へ向けた動きが進んでいると報じています。特に『週刊文春』の報道はかなり具体的でリアルです。しかし、地検は最終的に逮捕にストップをかけました。地検が慎重姿勢を示した理由は、猿之助さんほどの有名人が逮捕されるとなると、社会的な影響力も大きく、万に一つも捜査のミスは許されないからです。
この事件の影響は大きく、６月16日公開予定だった映画『緊急取調室THE FINAL』が公開延期となりました。猿之助さんの事件は、芸能界やテレビ・映画界に甚大な影響を及ぼしており、それはまだしばらく続きそうです。
この事件は、一言で言えば、報道に対する抗議の自殺と言ってよいのではないでしょうか。ただ、事件が発覚したのが、猿之助さんのセクハラなどを告発した『女性セブン』の発売日だったことに示されるように、引き金となったのが週刊誌報道だったことは間違いないと思われます。
今後もこの事件について注目していきたいと思います。
