広島東洋カープで活躍した北別府学氏が、65歳で亡くなりました。彼は1975年にドラフト1位で広島東洋カープに入団し、1977年から先発ローテーションに入りました。1978年には初めて2桁10勝を挙げ、1979年に17勝、1980年に12勝をマークし、広島のリーグ連覇に貢献しました。1982年には20勝し最多勝と沢村賞を獲得し、1984年にも13勝を挙げ、1986年に最多勝、最優秀防御率、最高勝率、MVP、沢村賞に輝きリーグ優勝の原動力となりました。
北別府さんは1978年から1988年まで11年連続で2桁勝利を続け、1991年にも11勝をマークし、山本浩二監督の元でリーグ優勝しました。彼は現役時代に広島の5度のリーグ優勝の大黒柱として活躍しました。日本シリーズには5回出場し11試合に登板しましたが、6試合に先発して防御率3.21ながら0勝5敗と勝利を挙げることはできませんでした。
1994年に37歳で現役を退くまで通算213勝141敗5セーブを挙げ、引退後は解説者として活躍しました。近年は闘病を続けていました。チームは16日の西武戦（マツダスタジアム）で喪章をつけてプレーする予定です。
