神戸市内では、リチウムイオン電池から発火し、火事になるケースが増えています。市消防局は「異常を感じたらすぐに使用をやめてほしい」と注意を呼びかけています。リチウムイオン電池は、スマートフォンなどのモバイルバッテリーのほか、ヘアアイロンやDIY用の工具、電動アシスト自転車などでも使われています。ただし、過充電や劣化、外部衝撃などで発火する恐れがあります。
市消防局は、初夏に向けて注意喚起しています。電気製品が安全基準を満たしていることを示す「PSEマーク」が表示されたり、メーカーが指定したりしている純正製品を推奨しています。また、リサイクル協力店に置かれている回収ボックスに持ち込むよう促しています。
神戸市消防局では、ユーチューブの市公式チャンネルで実験動画も配信しています。膨張や変な音がする場合は使わないことなどを対策として挙げています。