中日の守備が崩壊、ヤクルトに敗れて借金9に
中日は14日、ヤクルトに5-8で敗れ、連敗を喫した。先発の高橋宏は5回2失点と健闘したが、リリーフ陣が6失点を許した。打線は6回以降に4点を返したが、追いつけなかった。特に守備面での精彩を欠き、4つの失策が響いた。
中日は1点ビハインドの6回、代打・平田が左前打で出塁すると、続く京田が右前打で繋いだ。1死後、代打・大島が左前打で1点を追加し、5-2とした。しかし、その裏に田島が3失点し、再び窮地に陥った。
7回には左翼アルモンテが山田の飛球を落球し、続く村上の一ゴロを今度は一塁・細川がファンブルするという連続エラーでピンチを招いた。谷元が登板したが、オスナに2ランホームランを浴びてしまった。
8回には新人の村松が満塁本塁打を放ち、5-7と2点差まで詰め寄った。村松の満塁本塁打は球団新人としては64年ぶりの快挙だった。しかし、その村松も8回の守備で遊ゴロをトンネルする失策を犯し、その後の押し出し四球で1点を失った。
9回には代打・根尾が右前打で出塁し、代走・高橋周平が盗塁で二塁に進んだが、そこから三者凡退に倒れた。中日は今季最多となる借金9となり、苦しい戦いが続いている。